縁つながりでご紹介するのは
恋にヨクキク「ツガイペン」です。
こちらは赤と青の芯が一体に納まった、ちょっとかわった形状のボールペン。
持つ角度によって、一方の色での筆記から瞬時に他方に変更できるという
実はすぐれた機能(?)も持ち合わせています。

ふたつ(り)でひとつ


赤入れの多い作業の方には、実用面でもたいへん人気のあるボールペン。
良縁、というのは、恋愛に限ったことではありません。
良いご縁があってこその
仕事の成功や豊かな日々の暮らしです。
良縁が舞い込むことを願いつつ、このボールペンで
バリバリ業務をこなせば、素晴らしい業績を残すこと間違いなし、です。

では、最後に、今回私が買った縁起文具をご紹介します。
それは、「おみくじ入りクリアホルダー」
銀座四丁目町会の企画による、銀座の縁起物です。

おみくじとクリアホルダー


銀座四丁目に鎮座する宝童稲荷で
おみくじをひくと、
小さなクリアホルダーが授与されます。
このクリアホルダーには、この宝童稲荷の景色と
銀座四丁目のランドマークの
素敵な絵が。
封筒の形をしていますが
点線に沿って
切り取るとA5サイズになります。
中のおみくじは
イーチンタロットに基づく
狐の精たちからの
ひとことアドバイス。
それとともに
稲荷の縁起と四丁目のプチヒストリーが
書かれています。

クリアホルダーの中のおみくじ


お稲荷さんの縁起もご案内 


不思議とおみくじをひく人に
ぴったりなコメントがもたらされる、とのこと。
おみくじだけでも面白いのですが、
この銀座クリアホルダーが秀逸です。
のぞき窓がついているので
中の書類の有無もわかりますし、
A5サイズは、小さなバッグにも
入るでなかなか重宝。
あえて切り取らず、
封筒の形状のまま使う、という使い方も。
銀座土産として
すっかり定着したそうです。
さあ、幸運好運良運強運
いずれかの運が舞い込むように
縁起のいい文房具を携えて
今年をよい年にいたしましょう。

ういの・きょうこ 東京小猫商会:文具部2号、コモノ部4号。ボールペンとえんぴつの店&BraveBrownBag輸入総代理店:銀座『五十音』店主。嗜好性の高い文房具の販売や、日本全国の作家との交流を生かした製品プロデュースを手掛ける。全日空機内誌『翼の王国』コラム:『筆記交々』を2年間連載。著書『ボールペンとえんぴつのこと』(木楽舎)。公式サイト