個性派俳優・佐藤二朗の舞台『はるヲうるひと』開幕

2014.4.3 18:10配信
会見より。佐藤二朗 会見より。佐藤二朗

飄々とした滑稽味あふれる演技で人気の名脇役、佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」。その第12回公演『はるヲうるひと』が4月3日(木)、東京・下北沢のザ・スズナリで開幕する。佐藤は初日の開演直前、同劇場で会見を行った。

舞台『はるヲうるひと』チケット情報

2009年に新宿シアタートップスで初演した作品。今回が初舞台となる韓英恵を迎えたほか、大高洋夫、野口かおるら初演メンバーが顔を揃える。「韓英恵ちゃんが新たに加わった以外、出演者は同じメンバー。先輩俳優である大高さんをはじめ、初演メンバーがぜひまたやろうと言ってくださったことも今回再演を決意した理由のひとつ」と佐藤。

ユニットを立ち上げたのは1996年。演出にプラチナ・ペーパーズの堤泰之を迎え、佐藤は全作品の脚本を手がけてきた。「当初はコントのオムニバスばかりをやっていた」と話す。「正直言うと、僕みたいな面白い俳優がいるよ、と世間に認めてほしくて始めたので。ところが役者ってハードルをどんどん越えて行きたいと思うもの。特に僕はM体質だから(笑)。それなりに知ってくれたかなと思ったら、今度は違う面も見せたくなってきて、一本筋が通ったものを書くようになった。自分をアピールするのではなく、台本の登場人物、ひとつのコマとして演じるのが楽しく思えてきた時代に書いたのが今回の作品。ちからわざにとって、いわば分岐点となった作品でもあります」

作品は置屋が点在する“売春島”で営みを続ける人々の物語。「置屋にいて行き場もない負を抱え込んだ人間たちが、ほんの半歩、数ミリでもいいいから、前へ進もうと頑張る話。たとえば、タバコをやめたいんだけど、やめられない人、ちょっと変わりたいんだけど、変われないでいる全ての人たちに見ていただきたい。出演者の平均年齢は40歳。5年の歳月を経ているので、負を抱えた“愁い”がより濃く出てくると思う。今回の舞台の方がより一層お客さんに刺さるのでは」と再演に期待を寄せた。

4月3日(木)から13日(日)まで東京・ザ・スズナリにて。チケット発売中。

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