(左から)工藤阿須賀、池岡亮介、竹富聖花、阿久津愼太郎

4月5日、シネ・リーブル池袋にて青春群像劇『1/11 じゅういちぶんのいち』の初日舞台あいさつが行われ、映画初主演を務めた池岡亮介(D-BOYS)、共演の竹富聖花、工藤阿須賀、阿久津愼太郎(D-BOYS)、上野優華らと片岡翔監督が登壇した。

初日舞台挨拶その他の写真

『1/11 じゅういちぶんのいち』は「ジャンプSQ.」で連載中の人気コミックの映画化。中学最後の大会で大敗し、サッカーを辞めた安藤ソラ(池岡)が、女子日本代表の若宮四季(竹富)と出会ったことで、再びサッカーへの道を目指し始める。さらにソラを取り巻く周囲の者たちの挫折や片思いなど、さまざまな想いが交錯していく。

「初日を迎えられて胸がいっぱいです。みんなで作り上げた思い入れのある作品です。爽やかな青春群像劇になっているので、穏やかな優しい気持ちで楽しんでください」と池岡。竹富も「新しいことに挑戦しようとしている人には明日からもうちょっと頑張ろうと、まだ探し中の人には何か見つけてみようと思ってもらえたら嬉しいです」とコメントした。

また公開を記念し、池岡と阿久津が本編の“予告編”制作に挑戦。シネ・リーブル池袋限定公開の予告編が初披露された。「池岡くんをフィーチャーして作りました」と語っていた阿久津だが、流れた予告編は、自分がオチを決める内容で、池岡からは「誰が主役か分からなかったよ(笑)。最後、SFみたいになってるし」ともっともなツッコミが入った。

一方の池岡版は終了と同時に拍手が起きた正統派の出来栄え。阿久津編の後だっただけに、本人は「もうちょっとおもしろくしたほうがよかったかな」とこぼしつつ、「“音”にこだわって作りました」とコンセプトを説明。

そして片岡監督が「コメディではないので、阿久津くんの予告編は忘れてもらったほうがいいかな(笑)。池岡くんの予告編を心に残したまま観ていただきたい」と感想を漏らすと、会場からは笑いが起こっていた。舞台あいさつにはほかに、東亜優、古畑星夏が登壇した。

『1/11 じゅういちぶんのいち』
公開中

取材・文・写真:望月ふみ

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