ついに上がってしまった消費税。中でもガソリンは、もともとガソリン税に消費税がかかる(燃料単価+ガソリン税)×消費税率という税金に税金がかかるという訳のわからない計算体系だったところに、今度は地球温暖化対策税が加算され、ちまたのスタンドではガソリンが高騰しています。

元のガソリン価格が上がってしまったのは仕方が無いとして、何とか燃費を向上させる方法を考えてみましょう。
 

よく言われるのが、タイヤの空気圧を適切に保つと言うことですが、簡単そうに見えて意外に忘れがちなモノです。

タイヤの空気圧は自然に空気が抜けてしまうので、だんだん低くなります。そうすると自転車に乗る人ならよくわかると思いますが、タイヤがふにゃふにゃな分、転がり抵抗=走行抵抗が徐々に増し、こぐのに体力を使います。車も全く同じで転がり抵抗が増した結果、エンジン負担が大きくなる分、燃費が悪化します。

またその状態が続いた場合、タイヤの偏摩耗(寿命の低下)・バースト(破裂)などの事故の可能性が高い危険な状態になってしまいます。

タイヤの空気圧を適正に保つことは、転がり抵抗が少なくなり、燃費の向上に直結するのがおわかりになりますでしょうか。よく宣伝されている低燃費タイヤでも転がり抵抗を極限まで減らして設計されています。しかし空気圧が低下した状態では低燃費タイヤもその実力を発揮できません。