会見より、最前列左から、玉沢威穏、菊池銀河。二列目左から、白井晃、アンドリュー・リッパ、橋本さとし、真琴つばさ、昆夏美、柳下大。三列目左から、鷲尾真知子、今井清隆、友近、菅原永二、沢魁士 会見より。最前列左から、玉沢威穏、菊池銀河。二列目左から、白井晃、アンドリュー・リッパ、橋本さとし、真琴つばさ、昆夏美、柳下大。三列目左から、鷲尾真知子、今井清隆、友近、菅原永二、沢魁士

ブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』が本日4月7日(月)、東京・青山劇場で開幕。初日前日の6日には、公開稽古と会見が行われ、橋本さとし、真琴つばさ、友近らキャスト陣と演出の白井晃が取材に応じた。

ブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』チケット情報

アメリカのドラマや映画でおなじみの『アダムス・ファミリー』を2010年ブロードウェイでミュージカル化したもので、日本版は今回が初演。おなじみのおばけ一家がユニークなキャラクター設定はそのままに、ノリのいい楽曲にのって舞台上を大暴れする。

アダムス一家の父親と母親を、それぞれ橋本さとし、真琴つばさが演じる。橋本は「普段芝居を上演する時は「カンパニー」といいますが、今回は自分たちを「ファミリー」と呼んでいます。もちろん見にきてくださる人すべてがアダムスファミリーです」とPR。真琴は「おばけ役でよかったと思います。ちょっと現実味に欠けるところがあるので」と笑いを誘い「逆におばけ役の方が人間味を出せるのでは」と話す。

一方、人間一家の母親役という友近は「とにかく、すばらしく面白いミュージカル。それぞれのキャラクターがたっていて、あの役もこの役もうらやましいと思うぐらい。他のキャラクターもまねて、家で“ひとりアダムス・ファミリー”をやっています」と作品をいたく気に入っている様子で「TVの仕事を休んで稽古に集中したんですが、吉本は歩合制なので3月4月の給料が心配」と笑わせながら「それでもこのメンバーでできるんだから本当にやってよかったと思う」と手応えを話した。

また演出の白井は「一流のスタッフ、プランナーに集まっていただいているので、日本のカンパニーにしかできないローテクノロジーを駆使して、ローテクだからこそ楽しめる舞台に仕上げました」と日本版の見どころを語った。

公演は4月7日(月)から20日(日)まで東京・青山劇場、4月26日(土)・27(日)に愛知県芸術劇場 大ホール、5月4日(日・祝)・5日(月・祝)にKAAT 神奈川芸術劇場 ホール、5月10日(土)・11日(日)大阪・オリックス劇場にて。チケット発売中。なお、4月9日(水)18:30の回では「チケットぴあの日」と題して特別企画を実施。ぴあ特別席はL列目までの良席で観劇できるほか、終演後に舞台上で写真撮影ができる特典つき。