インタビュー

4/2(水)リリース「♪ラララ♪」 試聴公開!


――4月2日にニューシングル『♪ラララ♪/時給¥850円』が発売されました。『♪ラララ♪』が出来たきっかけを聞かせてください。

Kouichi:2周年記念の日本青年館ワンマンライヴから夏のZepp DiverCityまでの自分達の活動内容にリンクするような、「挑むこと」をテーマにしたな内容ですね。

――曲調も明るいですよね。

Kouichi:でも実際メロディは明るいんですけど、歌詞的にはそうでもないんですよ。4月からのロングツアーと、夏のZepp DiverCityライヴってところに、挑んで行くという意味をこめて『♪ラララ♪』という曲からこの作品は始まっています。歌詞の内容も、僕らの活動の内容に通じるところが欲しかったっていうか。

Takashi:今回はどちらかというとアレンジチームに回りましたね。メッセージ性のある歌詞をHIKARU.が歌うという時点で、曲の柱はすでに出来てるんです。なので今回の僕はあまりむやみに音を詰め込まないことを意識しました。

アレンジとしてギターを入れたりシンセサイザーを入れたりするんですけど、本当にただ味付けであっていいかなと思って。メインはあくまでもKouichiの歌詞を歌うHIKARU.の声で良いと思ったので、そっちの方が曲の良さは伝わるかなと思って、今までより更にバンドサウンドを意識しました。

HIKARU.:Kouichiから「力強い感じ歌って」という注文を貰ってたんですよね。最初は冒頭のメロディーが無くって、普通にバンドサウンドのみのイントロだったんですよね。Kouichiに電話して「イントロを思いっきり変えてもいい?」と。それで最初のメロと歌詞を付け足させてもらったんですけど。それでかなり印象は変えられたんじゃないかなと。

Takeshi:HIKARU.は最初に曲を聴かせてもらった段階では不安要素があったみたいで。それで今の形になったんですけど、一方Kouichiは当初からMVのビジョンも描いていたりして、色々あったけど出来上がったら結果的に良かったよね。

Daisuke:良い曲なんですよ。歌詞を読んだ時の第一印象なんですけど、なんかすごい透き通ったイメージがあったんですよね。

ギターって一番ヴォーカルを邪魔する楽器だと思うんですよね。音楽的な話になっちゃうんですけど、ヴォーカルと遊んでいるような感じにしたくて。『♪ラララ♪』に関しては音の重心を上げて、ヴォーカルの横から聴こえる様な感じになってます。

 

――「時給¥850円」は全員でヴォーカルをとっている曲で、もはやこれも定番になってきていますよね。このスタイルはもう慣れましたか?

HIKARU.:逆にこなれてきちゃった感があったんですよね。みんなソロ楽曲をやったことで歌は上手くなったんだけど、はっちゃけた要素がどうも足りなくて、だからMVを撮った後にもう一度歌を録り直したんですよね。全部。

――それは納得いかなかったからですか?

HIKARU.:納得いかないというか、下手では無いんですけどワクワク感がなくて。

Takashi:表情がない。

HIKARU.:そう、もっと下手でも良いから…とにかく楽しい感じを出そうと。そしたらまた印象が変わったものが出来たんじゃないかなと。

――何故Daisukeさんだけ録り直しが無かったんでしょう? 

Daisuke:僕は理由までは聞いていないんですが、ディレクターさんの判断で「録り直しても無駄だろう」と言われましたね(笑)。

HIKARU.:Daisukeは、最初のレコーディングの段階でみっちりディレクションしたんですよ。他の4人はなんていうか…音程も、良いんで(笑)。

Takeshi:他の4人はその人ジャッジみたいな。

HIKARU.:誰のディレクションも受けず録ったんですよね。その結果Daisuke以外の4人はまだいけるだろ、味が足りないんじゃないかって。

Takeshi:Daisukeは味のかたまりだから。上手い下手はおいといて一番味だけはあるかもしれない。

――通常盤に収録されている『現代病写』はどういう経緯で出来た曲なのですか?

HIKARU.:これはこのシングルを出すにあたって、Kouichiくんに「今回は表題曲をHIKARU.に描いて欲しいんだけど。ロックで熱い曲を描いてくれよ!」って言われて、持ってったら表題曲になれなかった曲ですね(笑)。