――それは何故なんでしょう?

HIKARU.:多分Kouichiの思い描くロックと僕の思い描くロックが違ったんでしょうね(笑)。

Takeshi:結構この2人はですねー、相反するところにいるっていうか。今回だったら「♪ラララ♪」は、HIKARU.はピンとこなくて、HIKARU.の曲はKouichiもピンとこないみたいな。だからその間をちょいちょいっとやるのがね。

Takashi:本当に辛いです…(笑)。でもそれがバンドだから。

Takeshi:二人の意見も聞きつつ、間をとってね。一つの曲があって、HIKARU.は「もっとこうしたい」っていうのがあるじゃないですか。Kouichiにもそういうこだわりがあるんですけど、それがおんなじになる事は無いですね(笑)。

Takashi:どちらかというと要望してくる事が真逆なことが多いんで。 でも、お互いその曲を良くしようとしてるんで、間違いじゃないんですよね。いい感じに間をとって…、みたいな。

HIKARU.:それと、この曲に関しては去年の中旬ぐらいから「そういえば激しめの曲出してないなあ」と思っていて。とことん激しい曲を作ってみよう。今回のワンマンツアーは結構小さめのライヴハウスツアーなのでがっつり暴れられるような曲を、と思って作りました。

――そして4月から開催中の全国ツアー「会いに行くバンドマン」の名前の通り、細かく色んな所を回るようですが、初めて行く場所はありますか?

HIKARU.:今まで最多でワンマンツアー7個所だったので、初めてライヴをやる場所は多いです。

Takashi:イベントライヴでは行った事ある土地もあるんですけど、それも一回だけだったり。

HIKARU.:なので去年とか1年目ぐらいから、ブログのメッセージ等に「ライヴに行きたいけど遠くて行けないです。」とか沢山頂いてたので、今回細かくいろんな所を回れるということで、「やっとライヴに行けます!」って喜んでくれる声も結構あって、僕らもすごく楽しみにしています。

――ーこのツアーを通しての目標はありますか?

Takashi:目標…。このシングルはまだライヴでやってないので、『♪ラララ♪』は曲でお客さん含め合唱するところがあるんですよ。『時給¥850円』は今回ダンスも取り入れたので、ファンの皆と一緒に踊れたら良いなと思ってます。

HIKARU.:ツアーをしっかりとこなすことがZepp DiverCityに繋がると思ってるんで。まずはツアーをやり遂げることが第一で、それが成功したかどうかは夏のZepp DiverCityで見える景色でわかるんじゃないかなと思っています。