完成披露試写会の模様

俳優の東出昌広が7日、都内で行われた初主演作『クローズEXPLODE(エクスプロード)』(豊田利晃監督)の完成披露試写会に出席。「映画2作目で、豊田監督に出会えたことは一生の財産。まだ、(作品を)客観視できずにいるが、俳優人生のスタートです。新しい『クローズ』を心から楽しんでいただければ」と熱のこもったあいさつで、会場を沸かせた。

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シリーズ2作で興行収入55億円を記録し、“ワルメン”ブームを巻き起こした『クローズZERO』の最新作。前作『クローズZERO II』のエンディングから1か月後の鈴蘭男子高校を舞台に、東出演じる3年の転入生・鏑木旋風雄らが、空席となった頂点を懸けた壮絶な争いを繰り広げる。

完成披露試写会には東出と豊田監督をはじめ、共演する早乙女太一、勝地涼、KENZO(DA PUMP)、矢本悠馬、奥野瑛太、遠藤雄弥、柿澤勇人、丞威、深水元基、やべきょうすけ、ELLY(三代目 J Soul Brothers)、岩田剛典(三代目 J Soul Brothers)、永山絢斗、柳楽優弥、山本又一朗プロデューサーが出席。

東出とともに、激しい頂点争いを演じた早乙女は「体格が良いわけではないので、スピードを意識した。映画にここまでちゃんと出演したのは初めてで、撮影中は常にワクワクしていた」と述懐。すべてのシリーズ作に出演したやべは「この素晴らしいメンバーで、新たな伝説に挑みます! ここから何かが始まる気がするし、気持ちは続編に向かっている」と意気込みを語った。

豊田監督は「こういう作品は、とにかく役者がキモになる。恐れと『やってやろう』という気合いがこもった瞬間を捉えることができた。役者の熱と暴力の痛みを感じ取ってもらえれば」とアピールしていた。

『クローズEXPLODE(エクスプロード)』
4月12日(土)から全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼