相手の気持ちを慮る余裕

突然ですが、あなたが女性を食事に誘い、断られたときを想像してみてください。断った女性に対して「何かあった?大丈夫?」「残念!また誘うね!」と返しますか? それとも「短時間でも無理?」「何で来れないのー?」と言いますか? 

是非、断った女性の状況や気持ちを慮る、前者のような発言をしてみてください。それだけで、印象が全く違います。

例えば、何度も、食事やお茶にお誘いくださるA氏とB氏がいました。A氏は「残念!別の機会に!」と電話を切ります。B氏は「ちょっとだけでも出てきてよー」と食い下がります。A氏に対しては、次はA氏に合わせて時間を調整しようと思いましたが、B氏には「自分の都合を押し付ける人」という印象が残りました。

断るということは、どんな理由でも無理なのです。そこをマイナス方向に引っ張るのはモテない男性がする、野暮な行動。断る女性も、断ることを申し訳なく思っているのに、そこを追求されるのは、気持ちのいいことではありません。

対して、モテる男性は、女性に断られても深追いしません。追いかけ過ぎると、自滅するとわかっているからです。「都合が悪いなら仕方ない!今回無理でも、次回があるさ」と、相手の状況を思った、余裕のある態度と気持ちで臨みましょう。

 

仕事に対する余裕

仕事ができるから、仕事が楽だから余裕が感じられるということではありません。(仕事ができる人はかっこよく見えますが、今回はそこがポイントではないんです)

仕事に対して余裕のない男性を、女性は敬遠しがち。仕事に真剣でない、自分の仕事のスタイルがブレすぎている人からは、仕事に対する余裕は感じられませんし、女性の目から見ても魅力的ではないのです。一攫千金を狙ってみたり、流行のビジネスに次から次へと興味を持つ男性などがモテない男性の典型。

対して、モテる男性は「自分にとって仕事とはこういうもの」というブレない軸があり、その軸に沿って仕事をすれば間違いないと、自信をもって仕事をすることで出る余裕があります。その余裕に、女子は安心感を感じるのです。

仕事に対する余裕のポイントは、できるだけ早く、ブレない自分の仕事スタイルを持つことだと思います。20代、30代では、仕事スタイルが確立しなかったとしても、試行錯誤して、真剣に仕事に向かい、軸を築こうとする姿に魅力を感じる女性は大変多いものです。

仕事のスタイルを意識して、仕事に対する余裕を持つことを、今日から意識してみてください。仕事にプラスになるだけでなく、女性にもモテるのですから、実践して損はありませんよね。

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。