2人の美術作家による「感覚」についてのリサーチ・プロジェクトが渋谷で始動!2024年5月19日(日)~26日(日)、東京都渋谷公園通りギャラリーでプレイベントを開催します。


チラシイメージ デザイン:芝野健太
東京都渋谷公園通りギャラリーでは、展覧会「今村遼佑×光島貴之 感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉」(会期:2025年2月~5月予定)の開催に先立ち、プレイベントを実施します。

タイトル:今村遼佑×光島貴之 感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉展 プレイベント
会期:2024年5月19日(日)~26日(日) ※5月20日(月)休館

プレイベントでは、「感覚」についての対話を続ける美術作家・今村遼佑と全盲の美術作家・光島貴之が、作品展示とゲストを招いてのワークショップを行います。
ワークショップを通して交わされた感覚の交流の記録は、2025年に開催する展覧会*において、今村と光島が新たに制作する作品や映像などのかたちで展示・報告を予定しています。
このように感覚をめぐるリサーチ・プロジェクトでは、プレイベントを皮切りに、2025年の展覧会に向けて、出展作家をはじめとした表現者や研究者などのさまざまな分野のエキスパートの方々と一般の参加者とが共に、他者との感覚の違いに触れ、価値観の違いを共有し、多様な世界の在り方から表現の可能性を探ります。
ひとりひとり異なる感覚をテーマに、さまざまな人と対話する本イベントに、ぜひご参加ください。
*展覧会「今村遼佑×光島貴之 感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉」【会期:2025年2月~5月(予定)】 
本イベントを皮切りに、ゲストを迎えてのリサーチ・プロジェクトを実施し、その記録や成果を共有する展示を行います。2023年に京都で開催された展覧会「今村遼佑×光島貴之〈感覚の果て〉」(アトリエみつしま Sawa-Tadori)の出展作品も一部展示します。
※詳細は、公式ウェブサイト他にて随時お知らせします。

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■出展作家
今村遼佑(1982-) IMAMURA Ryosuke
京都府生まれ。インスタレーション、映像、絵画、テキストなど多様な手法で、生活の中のささやかな出来事を取り上げ、見る人の記憶や感覚に働きかける表現を行っている。2018年より、きょうと障害文化芸術推進機構が運営するart space co-jin(京都府)にて携わるプロジェクト「アートと障害のアーカイブ・京都」を通して光島と出会う。出展歴は、2011年「ヨコハマトリエンナーレ2011」横浜美術館(神奈川県)、2011年「第5回 shiseido art egg」資生堂ギャラリー(東京都)他、多数。欧州にてアーティスト・インレジデンスや在外研修などを経験してきた。コレクション:兵庫県立美術館(2017年)。

今村遼佑《プリペアド・トイピアノ》2023年 サイズ可変 ミクストメディア 撮影:片山達貴(「今村遼佑×光島貴之〈感覚の果て〉」展 2023年 アトリエみつしまSawa-Tadori 展示風景)
光島貴之(1954-) MITSUSHIMA Takayuki
京都府生まれ。10歳の頃に失明し、鍼灸を生業としながら、自身の身体感覚を投影した新たな表現手法を探求してきた。テープやカッティングシートを用いた「さわる絵画」の他、「触覚コラージュ」*、「釘シリーズ」など独自の方法で制作する。2020年、バリアへの新しいアプローチを実践する拠点として「アトリエみつしま」を開業。主な出展歴は、2003年「KALEIDOSCOPE 6人の個性と表現」世田谷美術館(東京都)、2019年「MOTサテライト2019 ひろがる地図」東京都現代美術館(東京都)他、多数。コレクション:東京都現代美術館(2019年)他
*鑑賞者は、多様な手ざわりを組み合わせた素材に触れることで、光島が感覚を通して感じた世界をたどる。

光島貴之《さやかに色点字 ― 中原中也の詩集より》2023-2024年 サイズ可変 釘、アクリル絵具、ボンド、木片、その他ミクストメディア 協力:株式会社高雄木材工業所 制作協力:アトリエみつしま 撮影:片山達貴(「今村遼佑×光島貴之〈感覚の果て〉」展 2023年 アトリエみつしまSawa-Tadori 展示風景)
光島貴之《さやかに色点字 ― 中原中也の詩集より》2023-2024年 サイズ可変 釘、アクリル絵具、ボンド、木片、その他ミクストメディア 協力:株式会社高雄木材工業所 制作協力:アトリエみつしま 撮影:片山達貴(「今村遼佑×光島貴之〈感覚の果て〉」展 2023年 アトリエみつしまSawa-Tadori 展示風景)
■関連プログラム
《触覚のテーブル》ワークショップ
出展作家の今村遼佑・光島貴之とゲストアーティストのL PACK.がファシリテーターとなり、さわり心地の異なる様々な素材が一体となった《触覚のテーブル》を囲み、素材にふれながら、さわり心地をヒントに、いろいろなテーマでワークをします。

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■イベント概要

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