株式会社講談社VRラボ(本社:東京都中央区、代表取締役:石丸 健二 以下当社)が企画・制作し、三大アニメーション映画祭の一つオタワアニメーション映画祭を始め、多くの映画祭で受賞しているVRアニメーション『耳に棲むもの』(以下本作)が、2024年5月1日(月)から7月31日(金)までXRをテーマにした常設施設NEUUにて上映することが決まりました。


【NEUU上映情報】
住所:東京都新宿区西新宿1丁目5-11 
営業時間:9:00~21:00
体験料:1,200円(税込) 
上映期間:2024年5月1日(月)から7月31日(金)
休館日:毎週火曜日および臨時休館日
予約ページ:https://neuu.jp/posts_c/MyInnerEarQuartet


【プロデューサー石丸健二からコメント】
世界の映画祭で高い評価をいただいた「耳に棲むもの」がいよいよ日本で体験いただける機会をいただきました。本作は、芥川賞作家で紫綬褒章受賞の小川 洋子がVR作品のために書き下ろしたオリジナル原作をもとに、アカデミー賞ノミネートアニメーション作家で同じく紫綬褒章受賞の山村 浩二がVR映画化した、画期的かつ野心的な作品です。独特の世界観を持つ二人の巨匠が2年の歳月を掛けてVRというメディアでしか味わえない作品に仕上げました。NEUUは世界で高い評価のVR作品を常時上映している稀有な施設です。今回ここで上映させていただけることになり非常に光栄ですし、ぜひともこの機会に弊社の作品を体験いただければと思います。


【「耳に棲むもの」あらすじ】
孤独な少年の耳に棲むものとは?そしてなぜ少年の耳に!?
その少年は、毎日土を掘っては、そこで見つけたものをクッキー缶の中に集めていた。そして少年のノートには、彼の人生と、拾い集めた物たちが発する孤独な声たちが記録されていた。そんな彼の耳の奥には、4人の音楽隊と、レース状の偕老同穴に住む2匹のエビが住んでいた。彼らは、少年が涙を流すたびに演奏とダンスをして少年を励ましてくれた。彼はお礼に、拾ったものが入ったクッキー缶を振る。そうやって少年は成長していった。成人した少年は補聴器を売るセールスマンになり、孤独な声を拾い集めることも涙を流すこともなくなっていた。ある日、彼はTVのニュースで見た、日系人強制収容所で見つかった手製の小鳥のブローチに魅了され、少年の頃を思い出し、再び孤独な声たちを拾い集める旅に出る。そこで彼が出会ったものは…?


【本作受賞・ノミネート歴】
Ottawa International Animation Festival 2023 Best VR Awards
ADC 103rd Annual Awards Animation ノミネート
Cinequest Film Festival 2024- Cinequest Award Winner
Lumiere Japan Awards 2023 Special Award
2023アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA ADAA大賞・経済産業大臣賞 (一般カテゴリー/エンターテインメント(産業応用)部門)
The 29th ifva Awards - Media Arts Category Silver Award
Annecy Film Festival 2024 ノミネート
Kaohsiung Film Festival XR Dreamland ノミネート
Beijing Film Festival- ノミネート
ANIFILM 2024 - ノミネート
Beyond the Frame Festival 2023 ノミネート
Philadelphia Independent Film Festival- ノミネート









【作品概要】
・作品名:耳に棲むもの(My Inner Ear Quartet)
・製作年:2023年
・作品尺:約35分
・ジャンル:VRアニメーション
・言語:日本語・英語
・企画・制作:講談社VRラボ
・製作:講談社
・配信:2024年秋以降を予定


【メインスタッフ】
監督:山村浩二
原作:小川洋子
脚本:小川洋子・山村浩二
プロデューサー:石丸健二
CGディレクター:Gee Yeung
音楽 : 上野耕路
音響監督:太田昌孝


【メインキャスト(日本語/英語)】
男:岡田将生/Daman Mills
少年:川口調/Nicholas Young


【監督 山村浩二(ヤマムラコウジ)について】『頭山』(02)が第75回アカデミー賞にノミネート、アヌシー最高賞はじめ、6つのグランプリを受賞、長編『幾多の北』(21)がアヌシー最高賞、映画祭受賞は140を超える。紫綬褒章受章。東京藝術大学教授。




【原作者 小川洋子(オガワヨウコ)について】1962年 岡山市生まれ 早稲田大学第一文学部文芸科卒
1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。
主な著書「妊娠カレンダー」、「博士の愛した数式」、「密やかな結晶」、「ことり」、「掌に眠る舞台」など。最新刊はエッセイ集「からだの美」(文藝春秋社刊)




【株式会社講談社VRラボについて】
2017年10月に総合出版社の講談社と国内最大手のデジタルアニメーションスタジオであるポリゴン・ピクチュアズにより設立されたVRというメディアを駆使した新しいストーリーテリングを企画・研究するスタジオです。最新のテクノロジーを最大限生かしたコンテンツとは何か?を探求し、それを形にして世界に向けて発信して参ります。
代表取締役:石丸健二
公式ホームページ:kodanshavrlab.com

【このリリースに関するお問い合わせ】
株式会社講談社VRラボ Pun Sham Kiu(プン)まで
住所:〒104-0045東京都中央区築地2-4-10SAテンハウス5階
メール:contact@kodanshavrlab.com

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