(左から)永山絢斗、東出昌大、勝地涼

人気漫画の映画化第3弾『クローズEXPLODE(エクスプロード)』が4月12日に公開を迎え、主演の東出昌大をはじめ、勝地涼、永山絢斗、KENZO(DA PUMP)、ELLY、岩田剛典(共に三代目 J Soul Brothers)、やべきょうすけ、豊田利晃監督が揃ってTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた舞台挨拶に登壇した。

『クローズEXPLODE』舞台挨拶その他の写真

高橋ヒロシの人気コミックを原作に大ヒットを飛ばした『クローズZERO』とその続編の、その後の物語を展開させる学園ドラマ。前シリーズまでの主人公たちが卒業した直後の鈴蘭高校を舞台に、新たにテッペンを目指す新世代の戦いを描き出す。

『桐島、部活やめるってよ』に続く映画出演2作目で初主演を務めた東出。前作までの2作が計55億円を稼ぎ出した人気作ということで「先輩方が作り上げた作品であり、不安はあります」と漏らしつつも、映画を観終わった観客の拍手と歓声に迎えられ、手応えを問われると「あります!」と笑顔を見せた。

勝地は東出との銭湯でのシーンを述懐。素っ裸のまま銭湯を飛び出し、商店街を駆け巡るという女子には“おいしい”シーンとなっているが「2月の極寒の中を素っ裸で…」と苦笑。それでも「このシーンで役も近くなったし東出くんとの距離も縮まりました。お尻も見れたしね(笑)」と語り笑いを誘っていた。東出も「青春しました」とこのシーンを振り返り「勝地さんは経験豊富でいろいろアドバイスをくださったり、良い兄貴分でした」と明かした。

映画初出演となったELLYは東出に蹴られてプールに落ちるシーンに触れ「2回やりましたが、どうしたらリアルになるかと考えて、ふたりで息を合わせて、良いシーンになったと思います」と自信をのぞかせる。同じく映画初出演の岩田は永山との決闘シーンについて「監督からは『好きにやれ』と言われてアドリブだったんですが、(開始の)カチンコが鳴った瞬間、テンパって15分くらいグチャグチャでした」と苦笑交じりに振り返る。相手役の永山は「(岩田は)体力があるのでなかなか終わらずに大変だった」と苦労を明かした。

この日は映画の中とは打って変わって穏やかな笑顔を見せていた一同だったが、余興の“風船割りゲーム”になると、一気に映画の撮影時の顔に逆戻り。やべが「みんな負けず嫌いだから(笑)」と語るように、目の色を変えて汗だくになりながらポンプを必死で上下させ、映画の中の頂点を目指す“ワルメン”の本性を垣間見せていた。

『クローズEXPLODE(エクスプロード)』
公開中