剛力彩芽

女優の剛力彩芽が4月12日、東京・新宿バルト9で行われた初主演作『L・DK』の初日舞台あいさつに出席した。日本に加えて、すでに台湾での公開も始まっている本作。この日は世界15か国での公開決定も発表され、剛力は「恋する気持ちは世界共通。この作品が、たくさんの人に届けば」と喜びを語っていた。

『L・DK』舞台挨拶その他の写真

原作は渡辺あゆの少女マンガを映画化した青春ラブ・ストーリー。ひょんなことから同居を始めた熱血ヒロイン・西森葵(剛力)と学校一のツンデレ王子・久我山柊聖が、ぶつかり合いながら、いつしか恋心を芽生えさせる。

剛力にとっては、初めての主演作だけに「不安や怖い気持ちがあった」というが、「たくさんのキャンペーンに参加させていただき、ファンの皆さんと直接触れ合うことができた。いまは感想や反応が楽しみです」と公開初日に胸を躍らせた。

PRのため、数多くのインタビューにも応じたそうで「女性だけでなく、男性からも『キュンキュンした』という声をいただいた。性別も世代も関係なく楽しんでいただけると感じた」と剛力。「ぜひ大切な人と一緒に観てほしいですね。きっと改めて、周りの環境を大切にしようと思ってもらえるはず」とアピールした。

メガホンを執った川村泰祐監督(『のだめカンタービレ 最終楽章』『ひみつのアッコちゃん』)は、「撮影をしていて、楽しい時間を過ごした。ご覧になる皆さんにも、その楽しさが伝われば」とあいさつ。「何より原作ファンをがっかりさせたくなかったので、キャラクターを一生懸命作り上げようと頑張った。うまくいったかなと思っている」と手応えを示した。

『L・DK』
公開中

取材・文・写真:内田 涼