ひと口サイズが可愛らしい『しろ平老舗』のきんかん大福

いまや和菓子の定番としてすっかり定着した感があるフルーツ大福。だが、滋賀県にある『御菓子司 しろ平老舗(ろうほ)』のきんかん大福は唯一無二の特別感がある。まず、白くて小ぶりなサイズ(3.5㎝くらい)がなんとも上品。持てば、ふわ~っと柔らかい。そしてなにより、口に含んだ時の完熟金柑の甘露煮からじゅわっと出てくる柑橘のほろ苦さと甘さと酸味がたまらないのだ。この小さな1つの中で、羽二重、白餡、金柑の美しいバランスに、誰もがうっとりしてしまうはず。知ってたらちょっと自慢したくなる名品である。

冷蔵庫で解凍して冷たい状態でどうぞ。早くも夏の気配を感じるような暑い日なら、半解凍くらいで食べるのもおすすめ。

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