ネギトロを食べ終えたので、今日のおかず(ホイコーロー)へ。

・・・やや甘みがある「ホイコーロー」はご飯によく合う。キャベツ満載でとってもヘルシー。「ねぎとろ番長」のメニューはウリのネギトロだけではなく、肉や野菜も豊富。バランスがいいのが魅力だ。
 

・・・30分が経過。「まだ?」と冷たい言葉を発する吉田氏。ご飯は大分減ったが、松宮はお腹いっぱいで“限界間近”。

食べる前は軽く「完食できそう!」と思ったが、甘かった・・・。

 

結局、40分かけて完食!

時刻はもうすぐ13時。だが、お客さんは続々と来店する。ここまで正体を明かさず、黙々と食べていた松宮と吉田氏。「取材どうする?」「閉店後にまた来よう!」と店を後にする。

 

「竹家食堂」マスターが登場!

マスターの飛田和晃さん

・・・14時過ぎ。お客さんがいなくなったのを確認し、店内へ。取材を申込むと、突然ながらもマスターは気さくに応じてくれる。

マスターの飛田和晃(とびたかずあき)さんによると、「竹家食堂」は1979(昭和54)年ごろに飛田さんの両親がオープン。創業当時は市場内のほかの場所で営業していたが、25年ほど前に現在地に移転。店名は前オーナーからそのまま引き継いだとのこと。

魚介だけでなく、肉を使った定食など「メニューが多彩なのはナゼか」と尋ねる松宮。すると、「竹家食堂は食堂だったのでその名残」と飛田さん。
 

取材時の昼時はほぼ満席だった

客層は(市場関係者ではなく)外部から来る人がほとんど。混み合う時間帯は「昼時」だそうだ。ちなみに、席数は28席ほど。

「ねぎとろ番長」を考案したのは3年ほど前。当時、市場関係者が来店し終える午前10時半を過ぎると、あまり外部のお客さんは来なかった。そこで、お客さんによろこんでもらえるような店の新たな名物をと「ねぎとろ番長」を考えたという。

「ねぎとろ番長」はコチュジャンやニンニク、ネギをたっぷり入れ、そのままでも美味しく食べられるようにと工夫されている。「オリジナリティを出したかった」と語る飛田さん。

 
店内にはベイスターグッズがいっぱい!

飛田さんは大のベイスターズファン。当時調子が悪かったという、ハマの番長・三浦選手を「励ましたい」との想いを込め、「ねぎとろ番長」と命名したそうだ。

ちなみに「980円」という値段はベイスターズが「98年に優勝したから」にとのこと。