デヴィ夫人

タレントのデヴィ夫人が16日、都内で行われた仏映画『大統領の料理人』のブルーレイ&DVD発売イベントに出席。以前生活していたインドネシアのヤソウ宮殿には「日本人シェフが2人いた」そうで、「スカルノ大統領は日本食が大好きで、特にわかめとお豆腐の味噌汁が大好きでした」と思い出話を披露した。

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ミッテラン仏元大統領の専属料理人として働いていた女性シェフの実話を、名女優カトリーヌ・フロを主演に迎えて映画化した人間ドラマ。突然、大統領に料理を提供することになった女性シェフが、伝統を重んじる男社会の厨房で、型破りな料理を追求し大統領を魅了する姿を描く。

デヴィ夫人は「こういうテーマの映画は初めてだと思う」と驚きの表情。「男性ばかりの世界で、対等に戦わないといけない主人公の豪快なパーソナリティが魅力」とアピールしていた。また、映画を彩る料理の数々に「どれも絶品ばかり。ぜひお味を試したい」と興味津々。イベントに駆けつけた“ワルメンシェフ”の拳杉槙一氏が、白トリュフ入りの特製チーズケーキを振る舞うと「とってもクリーミー」とご機嫌だった。

『大統領の料理人』は本国で公開されるや、興行ランキングの第2位に初登場し、5週連続でトップ10入りする大ヒットを記録。日本でも初日2日間で、上映25回が満席になる好スタートを切り、興行収入1億4000万円を超えるロングランヒットを放った。2014年、ポニーキャニオンが贈る名画特集「映画美食宣言」キャンペーンの一押し作品として、ブルーレイ&DVDがリリースされた。

『大統領の料理人』
ブルーレイ&DVD 発売中

取材・文・写真:内田 涼