dynabook T954

東芝は、ノートPCとして世界で初めて4K液晶ディスプレイを搭載した15.6インチノートPC「dynabook T954/89L」を、4月25日に発売する。価格はオープンで、税別実勢価格は23万円前後の見込み。

CPUにインテルCore i7-4700HQ、グラフィックスにAMD Radeon R9 M265Xを採用し、タッチパネル対応15.6インチワイド液晶ディスプレイ(解像度3840×2160)、8GBのメモリ、1TBのハイブリッドドライブ(HDD+フラッシュメモリ)、BDXL対応BD(ブルーレイディスク)ドライブを搭載。インターフェースは、USB3.0×4、HDMI出力×1、UHS-II対応SDカードスロットなどを備える。無線通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 4.0。OSはWindows 8.1 64ビット。

ディスプレイは、4K対応テレビ「レグザ」の技術をノートPC向けに改良したIGZOディスプレイを採用。従来の液晶ディスプレイと比較して、薄く、明るく、高解像度で、消費電力を抑えることができる。空の青、芝の緑、動画コンテンツに、肌の色などを記憶色に近い色調で再現する技術や、明るい部分と暗い部分のコントラストを補正する技術を適用することで、より鮮明でメリハリのある映像を表示する。

使用するアプリケーションや作業環境に合わせてディスプレイの表示色域を変更できる「ChromaTune for TOSHIBA」は、ハリウッド映画基準の色彩「Technicolor」や温かみのある「Warm」など、5種類の表示色域を選択できる。さらに、文字やアイコンの表示を好みのサイズにカスタマイズできる「東芝画面設定ユーティリティ」を搭載する。

このほか、ハーマン・インターナショナルと共同開発した「harman/kardon ステレオスピーカー」で、映像や3Dゲームを迫力のある効果音で楽しめる。写真の現像・編集・管理ソフト「Adobe Photoshop Lightroom 5」が付属する。

バッテリ駆動時間は約3.6時間。サイズは幅377.5×高さ27.9×奥行き244.0mmで、重さは約2.4kg。