豊岡市が導入した地域おこし協力隊制度で100人目の隊員を迎え、地域の振興を支える


市長から委嘱状を受け取った起業型地域おこし協力隊の林田さん(右)

豊岡市地域おこし協力隊のメンバーたち(2022年5月時点)
 兵庫県豊岡市は、「地域おこし協力隊」制度を2014年から導入し、都市部から地方への人の流れを促進してきました。2024年5月1日、新たに3名の隊員を委嘱し、ついに隊員数の累計が100人に達しました。
 この度、5月1日から新たに地域おこし協力隊に着任した方を紹介いたします。

【豊岡市地域おこし協力隊(100人目) 林田 大幸さん】

【林田さんコメント】
 幼少期から海外で生活し、社会人になってからの留学も経験し、日本以外で4カ国で生活してきました。そうした経験を活かし、外国人の長期滞在者をターゲットにした宿泊事業を計画しています。豊岡は、城崎温泉をはじめ多様な魅力に溢れているため、長期滞在のニーズも高いと考えています。たまたま自分が100人目になりましたが、これも何かの縁と感じ、地域の方とも交流しながら活動していきたいと考えています。

林田さんと同日に、98人目、99人目として着任した北村さん(左)、桐島さん(右)
 北村 桜優(きたむら さくや)さん(左)は芸術文化の分野で、桐島 杏莉(きりしま あんり)さん(右)は環境保全の分野でそれぞれ活動を行います。
 豊岡市では、幅広い分野で地域おこし協力隊の受け入れを行い、地域の方たちと連携し、地域活性化に取り組んでいます。下記に、地域おこし協力隊の現役隊員の数や活動終了後の定住状況などをご紹介いたします。




 現役隊員数は29人、 活動終了後の定住者数は47人、 活動終了後の転出者数は24人で、定住率は66.2%(47人/71人)となっています※全国平均は52.0%
 これまで任期を終えて卒業した71人の隊員のうち、47人が起業等により市内に定住しており、全国平均が約半数であるのに比べ、66.2%と高い定住率を誇っています。

隊員がどんな活動をしているかを紹介しています
【豊岡市地域おこし協力隊 特設サイト】
協力隊の詳しい情報は下記URLよりご覧ください。
https://tonderu-local.com/chiikiokoshi/



移住の相談・情報収集はこちら
【飛んでるローカル豊岡】
移住の相談・情報収集は下記URLよりご覧ください。
https://tonderu-local.com/

【豊岡市について】
 豊岡市は、平成17年4月1日、兵庫県の北東部に位置する1市5町(豊岡市、城崎町、竹野町、日高町、出石町、但東町)が合併してできたまちです。
市域の約8割を森林が占め、北は日本海、東は京都府に接し、中央部には母なる川・円山川が悠々と流れています。海岸部は山陰海岸国立公園、山岳部は氷ノ山後山那岐山国定公園に指定され、多彩な四季を織りなす自然環境に恵まれています。
平成17年9月には、国指定の特別天然記念物・コウノトリが自然放鳥され、人里で野生復帰を目指す世界的にも例がない壮大な取組みが始まりました。
産業は、農林水産業、観光業などが盛んです。特に観光業では、全国的に有名な城崎温泉をはじめ、西日本屈指の神鍋スキー場、但馬の小京都・出石城下町などを有し、年間の観光客は420万人以上にのぼっています。また、地場産業としては、全国の4大産地の一つであるかばんや出石焼などの生産が行われています。

日本天然記念物 コウノトリ
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