アンジェリーナ・ジョリーが演じるマレフィセントと『眠れる森の美女』に登場するマレフィセント

アンジェリーナ・ジョリーが新作映画『マレフィセント』で名作『眠れる森の美女』に登場した邪悪な妖精を演じる。彼女は誰もが知る“稀代の悪役”をどのように演じるのだろうか? ジョリーの最新コメントが到着した。

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マレフィセントは、オーロラ姫に“永遠の眠り”の呪いをかけた邪悪な妖精だ。映画は多くの人々を魅了した『眠れる森の美女』をマレフィセントの視点から語ったもので、ジョリーがマレフィセントを、エル・ファニングがオーロラ姫を演じ、なぜマレフィセントが幸福に暮していた姫の前に現れ、彼女を眠らせたのかを描くという。

本作でジョリーはメイクを施し、黒い羽をなびかせてマレフィセントになりきっている。「究極の悪役にピッタリだって言われるなんて、確かに笑っちゃうわよね」というジョリーは「マレフィセントは幼い頃から1番のお気に入りだったの。すごく怖いけど、なぜか惹かれてしまう大好きなキャラクター」と語る。しかし、実際に演じるには「平静で自信に満ちた彼女にピッタリの声を探して声のトーンをつかむのにも苦労したし、実際の私自身より身体が大きいという点でも、今までとはまったく違う演技のアプローチが必要だった」と振り返る。

また、ジョリーは自身が大好きな悪役になれることだけではなく、本作に描かれる“秘密”にも強く惹かれたようだ。「脚本を初めて読んでとても感動したわ。まるで大きな謎を解き明かすようだった。誰だって『眠れる森の美女』のストーリーを知っているし、誰だってマレフィセントを知っているし、あの祝の宴で何が起こったか知っているわ。だってみんな、あれを観て育ったんだもの。だけど、その理由に関しては、誰ひとり知らないのよ」。

映画の詳細な内容や、そこで描かれる秘密はいまだに謎に包まれているが、ジョリーの発言から予想すると、映画で描かれる禁断の秘密は、誰も予想できない内容でありながら、単にショッキングなだけでなく、感動できる内容のようだ。予告編映像やポスター画像の段階で“ハマリ役”と評されているジョリーが観客にどんな“秘密”を明かしてくれるのか、公開が楽しみだ。

『マレフィセント』
7月5日(土) 2D/3Dロードショー

『眠れる森の美女』 ダイヤモンド・コレクション MovieNEX
7月2日(水)発売
4000円+税