(2)面接における”笑い”の重要性

面接は人が人を評価するという性質上、どんなに実績ある人でも、どんなに仕事ができる人でも”相性が良くなさそう”という理由で不合格になってしまうことがあります。

これを回避するため面接時に”笑い”という要素を意識してみるのはどうでしょうか。

“笑い”は人間関係の摩擦を減らす潤滑油のようなもの。面接官も人間なので表情が全く変わらない人間より、メリハリがついた人間の方を好む可能性が高いでしょう。

「前のめりになって笑顔で話しを聞く」「時折拍手しながら笑う」など多少大げさでも良いので”笑い”を使ってあなたの方から積極的に場を暖める所作を検討してみてください。別にお笑い芸人のようにウケを取る必要はありません。自分のエピソードを笑顔で話し、相手の話は笑顔で且つ、時折笑い声を上げて聞く。これだけで確度は随分変わってくるかと思います。

 

 (3)メモやノートを有効活用する

ずっと面接官の目を見て話すのは、意外と労力がかかるもの。かといって目線を外すのも気が引けてしまう。緊張感のある面接だとそんな状況に陥りがちではないでしょうか。

そんな時はメモ帳やノートを上手く使ってみるのが効果的です。

「ちょっとメモを取りたいので」とメモ帳やノートを出せば”本気で取り組んでいる演出”にもなりますし、少し疲れた時はメモを取っているように振る舞い、ノートに目線をずらすことで小休憩を挟むことができます。

また、面接官に見えないようにしてカンニングペーパーとしても使うのも有効。本命の面接であれば「これは絶対に言いたい」という項目をメモしておくと良いかもしれませんね。私は就職面接の際質問事項をノートに書き、それを面接官と共有しながら進めたことがあります。メモやノートを有効活用して、他の求職者と差別化を図りましょう。