『柘榴坂の仇討』ティザーポスター

浅田次郎の小説を中井貴一主演で映画化する『柘榴坂の仇討』(ざくろざかのあだうち)のティザーポスターが解禁された。

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本作は、浅田が2004年に発表した短編集『五郎治殿御始末』(ごろうじどのおしまつ)に所収された一編を『沈まぬ太陽』の若松節朗監督が映像化するもの。中井が演じる主人公・志村は、江戸城桜田門外で討たれた主君、井伊直弼の仇討ちの命を受け、敵を探す旅に出る彦根藩士の武士。対する阿部寛は、志村が仇として13年という長い年月をかけて追い続ける刺客のひとり、佐橋十兵衛を演じる。

このほど公開されたティザーポスターには、仇討ちの命を受けた者と、追われる者が描かれているが、時代が幕末から明治へと大きく動く中で、ふたりの間に“明治六年二月七日、仇討禁止令布告”という大きな壁が立ちふさがる。目の前で主君を失い、切腹することも許されず、ひたすら仇を追い続けて13年を生きてきた“最後の武士”は、やっと探しあてた相手を前に、どういう決断を下すのか? 映画は、9月20日(土)より全国公開される。

『柘榴坂の仇討』
9月20日(土)全国ロードショー