糖質制限ダイエットも、カロリー制限ダイエットも、どちらも効果があるのは間違いありません。ただ、メカニズムがまったく異なるため、コツや、気をつけるポイントが違います。あなたに向いている方法はどちらでしょうか?

 

体重増加の主要因はインスリンだった

“糖質制限” の考え方が広く知られるようになり、体重増加や肥満に最も大きな影響を及ぼしているのは、実はカロリーではなく、体内でのインスリンの分泌量である事実がわかってきました。

インスリンは、

1. すでに血中にある中性脂肪を脂肪細胞に蓄える
2. 必要以上に食べた糖質(血糖)を中性脂肪に変え、蓄える
3. 脂肪の分解を抑制する

という三段構えで、どんどん私たちの脂肪を増やし、なおかつ痩せない体質にしています。ジョギングをしているのにほとんど痩せない(むしろ長い目で見ると微増を続けてしまう)という人も少なくないと思いますが、原因はこれ、インスリンです。

糖質の摂取量を抑えれば、血糖値があまり上昇しないので、インスリンの分泌量が少なくなります。

脂肪が分解されやすくなり、糖新生(体内でブドウ糖を生成する機能。これにより、糖質を摂取しなくても健康に活動できる)のエネルギー源として利用され、なおかつ脂肪の原料(=糖質)もあまり体内に入ってこなくなり……と好循環が生まれ、みるみる脂肪だけが落ち、痩せていくというわけです。