桜井青(ギター) 写真:寫眞館ゼラチン

さて、cali≠gari「“活動休止”の休止」を宣言したあとも、13年には日比谷野外大音楽堂で黒服限定ライブを、東京ディズニーリゾート内の舞浜アンフィシアターにて「東京カリ≠ガリランド」と銘打ったライブを行うなど、一風変わったコンセプチュアルなライブ活動が続いていましたが、約3年振りの全国ツアーの初日となる本日は一体どんな「cali≠gariのライブ」になるのでしょうか。

「科学と学習」というツアータイトルらしく(?)NHK教育番組のテーマソングが流れるフロアの客電が落ち、桜井青(G)のギターが奏でるチャイムのメロディが鳴り響き、武井誠(Dr)、村井研次郎(B)、石井秀仁(Vo)が登場。

『シャ・ナ・ナ』から始まり『淫美、まるでカオスな』『JAP・ザ・リパー』と3曲演奏。
「BLITZ~!会いたかったぜ~!今日はおまえたちの心のヒットパレードだぜ~!」と、異様にテンションの高い村井の煽りから『トレーションデモンス』『ウォーキング!ランニング!ジャンピング!フライング!』『ミッドナイト!ミッドナイト!ミッドナイト!』から、『春の日』。「科学と学習イェイ!」と桜井が叫び、『スクールゾーン』へ。

 

村井研次郎(ベース) 写真:寫眞館ゼラチン

「ツアーが始まります…頑張りたいと思います…やる気と本気が伝わりづらい、損な性格なんですけどね。やる気と本気はこの容姿を見てもらえれば」と石井。拍手喝采で迎えるフロア。

そして先ほどの雰囲気から一転、ベースから始まる『誘蛾灯』『わずらい』そして本日が雨天ということもあり特別に演奏された『冷たい雨』とスローなナンバーが続き、『ママが僕を捨ててパパが僕をおかした日』『暗中浪漫』。

「イェイ赤坂ー!最後のブロック行っちゃうぜー!」という村井のMC通り、
『トゥナイトゥナイ ヤヤヤ』『踏』『マッキーナ』、ホイッスルが鳴り響き『マグロ』、桜井の「体あったまったでしょ? 久しぶりにライブっぽいあんなかんじの! こんなかんじの! をやりたいと思います。クソバカゴミゲロ!」から、『クソバカゴミゲロ』『マネキン』まで一気に畳み掛けるようにして本編終了。