スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスが、またもやコンビを組むことになりそうだ。冷戦時代を舞台にした実話にもとづくスリラーで、ハンクスが演じるのは、ソ連に拘留されたアメリカ人パイロットの保釈を交渉する弁護士。映画のタイトルは決まっていない。

スピルバーグとハンクスは、これまでに『プライベート・ライアン』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ターミナル』で組んでおり、これが実現すれば、4度目のコラボレーションとなる。

スピルバーグの最近の監督作は『リンカーン』。次回作はSF映画『Robopocalypse』の予定で、キャストまで決まっていたが、製作は延期になった。スピルバーグは、ほかに歴史映画『Montezuma』にも興味を示しており、どれが最初に作られるのかはわかっていない。

文:猿渡由紀