浦和×FC東京は、守護神が勝敗を左右する

2014.5.1 16:50配信
西川周作(浦和レッズ)(c)J.LEAGUE PHOTOS 西川周作(浦和レッズ)(c)J.LEAGUE PHOTOS

5月3日(土・祝)に埼玉スタジアム2002でキックオフを控える浦和レッズ×FC東京では、ゴールマウスを守るふたりの守護神に刮目したい。西川周作と権田修一、日本代表にも名を連ねるJリーグを代表するふたりのGKが勝敗を左右する。

サンフレッチェ広島から浦和へやって来た西川は、その存在感を発揮している。至近距離からのシュートに抜群の反応を見せ、チームを救ってきたのは数知れず。前節・横浜F・マリノス戦でもピンチを未然に防ぎ、1-0の勝利に貢献した。試合後、ペトロヴィッチ監督は「フリーキックに対し、西川が飛び出し、相手のチャンスの芽を摘んだ。西川はチームに安定感と安心感をもたらしてくれた」と称えた。

守備だけではない。背番号21は攻撃でもチームに貢献する。キックの精度はすこぶる高い。高精度のパントキックやゴールキックを李忠成、興梠慎三、原口元気ら前線へ放ち、一気にカウンターを実現する。相手がタイトな守備陣形を保てばDFにボールを預け最終ラインから組み立て、わずかなスペースを見つければピンポイントの“パス”を放つ。浦和は西川の加入で新たな攻撃のオプションを手に入れた。

西川より3歳年下の25歳・権田も、F東京の安定した守備を担っている。187cmと恵まれたフィジカルとタフな状況をものともしないメンタルを兼ね備える背番号20は、ハイボールに滅法強い。約2か月という限られた期間だったが、エルメス・フルゴーニGKテクニカルアドバイザーのもと、GKの引き出しを増やした。2009年、権田がイタリア代表・ブッフォンらを育てた名伯楽・フルゴーニに教えを請うたために自費でイタリアへ渡ったのは有名な話。

マッシモ・フィッカデンティ監督が標榜する細部の約束事にまでこだわった守備を、権田はアンカー・高橋秀人、森重真人、吉本一謙の両CBとともに支えている。

浦和、F東京と言えば、ここ数年パスサッカーを目指してきた。昨季、浦和は1-0の勝利は2試合だったが、すでに3試合マークしている。F東京に至っては、昨季一度もなかった1-0をリーグ戦第9節・横浜FM戦で達成した。

複数得点を奪い、相手をゼロ封するのが理想だ。ただ、タイトな日程のGW4連戦や長いシーズンでは1-0で勝点3を奪えるか否かが、チームの順位に大きく影響する。V争いをするチームならば、たとえ内容で押されようとも、GKが最後の防波堤となり、勝点を積み重ねなければならない。

西川周作と権田修一。5月3日(土・祝)埼玉スタジアム2002での浦和レッズ×FC東京では、ふたりの日本代表GKの一挙手一投足から目が離せない。チケット発売中。

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