配偶者へ

みなさんは、奥様、旦那様の子育てに満足をしていますか?

第一生命経済研究所が発表した「父親の子育てに関する調査」では、「母親の子育てに満足している」という父親は、「かなり満足している」(22.3%)と「ある程度満足している」(59.4%)を合わせて81.7%となり、多くのパパがママの子育てに満足しているという結果に。

一方、母親は「父親の子育てにかなり満足している」という人が9.4%、「ある程度満足している」(53.5%)となり、62.9%はパパの子育てに満足という結果に。イクメンなんて言葉も何年か前から使われ、それが定着してきたこともあり、パパの育児参加率もよさそうですね。

でも、やっぱり、考え方ややり方の違いなどもあり、大満足とはいかないのがお互いの本音なのでは。そんな配偶者に対して、心に留めておきたい言葉をご紹介します。

・もしかしたら、やり方がわからないのかも。
・もしかしたら、気がついてないのかも。
・もしかしたら、疲れているのかも。

私がやっているのを見ているんだからできて当然だとか、今まで何度もやったからわかるだろう、と一方が思っても、例えば、多くはパパよりママの方が育児の時間は長く、そのため、ママの方がより手際がよく、また気がつくことも多いかもしれません。

そんな訳で、もしかしたら、育児について、実は苦手だったり、まだ要領を得ていないというパパもいるかもしれません。もちろん内容によっては、その反対も。配偶者に子育てを進んでしてもらうには、「やって当然」という態度ではなく、「こうやってやったらいいよ」「こんな風に泣く時は○○かな」などと、情報を共有して、相手がうまく育児を進められるようにヘルプすると、よいですね。

育児を手伝ってくれないのは、または上手にできないのは、上記の心に留めておきたい言葉でご紹介したように、「もしかして○○だからかも」と思うと、少しイライラが回避できるかもしれません。そして、もちろん、そういった気持ちも上手に共有できるといいですね。