昨年、『華麗なるギャツビー』をヒットさせたバズ・ラーマン監督が、エルビス・プレスリーの伝記映画の監督を検討しているようだ。ワーナー・ブラザースは、すでに、プレスリーの音楽を使用する権利を取得しているという。

脚本は、『ウォルト・ディズニーの約束』のケリー・マーセルが執筆中。特定の本を脚色するのではなく、オリジナルの脚本として書き下ろしているらしいが、プレスリーの人生のどの部分に焦点を当てるものなのかはわかっていない。

ラーマンの妻キャサリン・マーティンは、今回も、衣装デザイナーおよびプロダクション・デザイナーとして参加すると思われる。

ラーマンの最新作『華麗なるギャツビー』は、全世界で、彼のキャリアで最高記録となる3億5100万ドルを売り上げた。ラーマンは過去に『ムーラン・ルージュ』でオスカー、英国アカデミー賞などにノミネートされている。

文:猿渡由紀