ルーヴル美術館内“モナ・リザ”の前に立つ綾瀬はるかと佐藤信介監督 (C)2014映画「万能鑑定士Q」製作委員会

綾瀬はるか主演で人気シリーズ小説を映画化する『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』のパリプレミアイベントが、現地時間5月5日に本作の舞台・ロケ地となったルーヴル美術館で行われ、綾瀬と佐藤信介監督が舞台あいさつに登壇。フランス語で長いあいさつをした綾瀬に温かい拍手が送られた。

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綾瀬は「パリの街は冬のアンニュイな感じ、そして今はキラキラしてて、色んな表情をした街並みは四季を楽しむ日本人の私の心にも響きます。モナリザの力もかりて、パリのみなさんの心にも響く映画になっていることを願っています」とあいさつ。佐藤監督は「ルーヴル美術館とフランスのみなさんに、ご協力いただいてできた作品。こんなにモナ・リザを描いた作品も無いので、その意味でも、まずルーヴル美術館で上映することは、この作品にふさわしいのではないかと思います」とコメントした。

上映を終えて綾瀬は「非常に充実した日々でした。フランスのみなさんに喜んでもらえたのはとても嬉しい。良い映画、印象に残る映画と観終わった方々の感想が良かったのは自信になった。こんなに受けいれられるとは思ってなかったので本当にうれしいです。改めてルーヴル美術館の外観での撮影は貴重な経験だったんだと思ったし、また来たいなと思いました」と語った。

本作は、松岡圭祐の『万能鑑定士Qの事件簿』シリーズが原作。ロジカル・シンキング(論理的思考)を駆使し、日用品から美術品まで何でも鑑定する万能鑑定士・凜田莉子が、名画“モナ・リザ”に隠された謎と、贋作をめぐる陰謀に挑むミステリー作品。

『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』
5月31日(土)公開