『X-MEN:フューチャー&パスト』(C)2014 Twentieth Century Fox.

公開中の映画『アメイジング・スパイダーマン2』のエンドロールに突如、『X-MEN』の人気キャラクター“ミスティーク”が登場し、ファンの間で話題を呼んでいる。30日(金)から日本公開になる映画『X-MEN:フューチャー&パスト』のワンシーンで、このほどエンドロール内に登場する映像が公開された。

『X-MEN:フューチャー&パスト』動画

問題の映像は、自在に姿を変えることができるミスティークが兵士に扮し、戦地にあるテントを訪れるシーン。彼女は突然、テントを管理している兵に襲いかかり、彼女と同じように特殊な力をもった者たちを解放する。この映像が『…フューチャー&パスト』の中のどの位置にあるのか、『スパイダーマン…』と何らかの関係があるのかはわかっていない。スパイダーマンとX-MENはどちらもマーベルコミックが原作だが、映画は『アベンジャーズ』のように直接的なつながりはなく、配給会社も異なっており、すぐに両者が同じスクリーンに登場することはないだろう。

しかし、『X-MEN』シリーズはウルヴァリンを主人公にしたシリーズや、主要キャラクターの若き日を描く作品など作品世界を広げており、最新作ではついにタイトル通り、X-MENたちのフューチャー(未来)とパスト(過去)がひとつの作品の中で同時に描かれる。新作でX-MENたちは、未来世界で猛威をふるうバイオメカニカル・ロボット“センチネル”の活動を阻止するため、センチネルの開発が始まった1970年代にウルヴァリンの魂を送り込んで、過去と未来の両面で戦いを繰り広げるという。

マーベル作品はコミックなどで様々なクロスオーバーを展開しており、未来のことはわからないが、いずれ両者が同じ映画の中で出会う可能性はゼロとは言えない。『X-MEN』の最新作でもアッと驚く展開が待っている可能性があり、全世界のファンが作品のお披露目を待ちわびている状況だ。

『X-MEN:フューチャー&パスト』
5月30日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー