秀吉の金の茶室をイメージした「黄金の部屋」。エアコンまで金色!

まずは院長の小田さんが使う、豊臣秀吉の金の茶室をイメージした「黄金の部屋」。エアコンまでゴールド! 金屏風をあしらった内装で、お殿様気分で診療を受けられます。

「関西といえば『やっぱり豊臣秀吉やろう』と。とはいえ大阪城を造るわけにはいかないですから、金の茶室にしました。金色の部屋だからといって特別料金をいただくわけではないのでご安心ください」

縁起を担いで「必ず金の茶室で」と指名する経営者も多いのだとか。ちなみに小田院長が尊敬する武将は、兜に「愛」の一文字を掲げた直江兼続。豊臣秀吉は「特には……」とのこと。

 

ノエビアスタジアム神戸と同じ人工芝を貼った「なでしこJAPANの部屋」。壁には選手たちのサインがびっしり。

続いては、サッカーのフィールドを模した「なでしこの部屋」。サッカー好きの、サッカー好きによる、サッカー好きのための診療室。一面にノエビアスタジアム神戸と同じ人工芝が貼られており、壁には選手たちのサイン(もちろん本物)がびっしり。女子サッカーがマイナーな存在だった頃からサポートをしている小田院長だからこそ実現したスペシャルな部屋です。とはいえ選手自身は、院長がいる金の茶室で治療するようです。

 

 

 

 

 

 
貴重ななでしこジャパンメンバーの直筆サイン入りユニフォームも。

この「なでしこの部屋」のみならず、院内のいたるところ、スポーツ関連のお宝が展示されています。

たとえばドイツワールドカップ優勝セレモニーで使われた ゴールドシャワーのテープや、ポルトガル語で「奇跡を信じ、絶対あきらめなければ神はいる」と書かれた川澄奈穂美選手のヘアーバンドなどなど。まるでスポーツミュージアム。

なでしこジャパンメンバー全員の直筆サイン入りユニフォームは、こちらにあるものを含めこの世に5枚しか存在せず、そのうち1枚は管・元総理の手元にあるというウルトラレアなもの。

「診療のお礼といって、選手たちが持ってきてくれるんですよ。ですから展示品の中には、僕自身が真価を知らないグッズもあります。患者さんが『これスゴい!』と驚いて、改めて『そんなにすごい価値があるのか』と知るものもあるんですよ」