イベントより。左から、玉城裕規、植田圭輔 イベントより。左から、玉城裕規、植田圭輔

6月26日(木)から東京・紀伊國屋ホールで上演する「本格文學朗読劇 極上文學『ドグラ・マグラ』」の出演者、玉城裕規と植田圭輔が5月6日、都内でトークイベントを行った。

本格文學朗読劇 極上文學『ドグラ・マグラ』チケット情報

夢野久作の同名小説を朗読劇として上演する同作。精神病院の一室で目覚めたものの、記憶を完全に失ってしまったひとりの青年。自分は何者なのか。記憶を取り戻すため様々な資料を読みあさった彼は『ドグラ・マグラ』と題された手記と出会う……。

玉城は主人公の青年役。「朗読劇なんですけど、舞台ですごく動くんです。だからある程度覚えておかないと、セリフが飛んじゃう。しかも照明も暗くて字が読めない」と笑いながら「もう全部暗記していこうかな」と玉城。一方の植田は謎の美少女・モヨ子役。「結構久しぶりの女性役。気合いれていかないと。原作を読んで自分なりにイメージを作っていきます」。本作はメインキャストが日替わり役替わりで演じるのも特長で、玉城は青年役のみだが植田は1日だけ青年役も演じる。植田は「こんなに違うんだな、と観てもらえたら」と話していた。

当日は渋谷109内にあるチケットぴあ店内を公演ポスターで埋め尽くす“ポスタージャック”も敢行。本日5月12日(月)午後8時まで掲示されているので、ご興味の方はぜひ。

公演は6月26日(木)から29日(日)まで東京・紀伊國屋ホール、7月11日(金)から13日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターにて。チケット発売中。