左から、ソンモ、ジヒョク 左から、ソンモ、ジヒョク

5月に東京・ゆうぽうとホールで上演される韓国ミュージカル『Summer Snow』の製作発表が9日、都内で行われ、出演者の超新星ソンモとジヒョクが会見に登場した。

韓国ミュージカル『Summer Snow』チケット情報

2000年に放送された日本の同名ドラマを舞台化したもので、日本初演は2013年4月。今回が4度目の再演となる。両親を亡くし、一家の大黒柱となって自転車店を営みながら弟妹と暮らしているジンハと心臓病を患うソルヒのラブストーリーを軸に、若者たちが様々な悩みを乗り越えて成長していく姿を描く。

ソンモとジヒョクはWキャストで主人公ジンハを演じる。同役には、ともに2013年に続いて2回目の出演だ。「去年はすごく緊張したんですよ。稽古場に行くのも怖かったし、恥ずかしかった。でも、今回は余裕を持ってできるんじゃないかと思います」(ソンモ)。「僕は去年の『Summer Snow』がミュージカルデビューだったんです。緊張しすぎて記憶がないぐらい。今年は準備の時間もいっぱいあるので、去年よりもっと上手くできると思います」(ジヒョク)。

演じるジンハ役については「ジンハは責任感が強い。マジメだし、家族のために明るく頑張るけど、心には誰よりも重いものを持っている。そこは自分と似ていると思います」(ソンモ)。「僕もジンハには共感できる部分が多かった。だから、今回はどのようにジンハを演じるかというより、より深くジンハを理解してジンハになっていくことに努めたい」(ジヒョク)。

また、超新星のメンバー全員でミュージカルを上演するとしたら、どんな作品にしたいかと聞かれたふたりは「デビューする前から今までの超新星の歩みを舞台にしたい。いろいろな苦労があったので。映画みたいな話がたくさんありますよ」(ソンモ)、「僕も同じ。デビューしてからは7年ですが、レッスン生時代を含めると10年。数々のレッスンを経て、苦労したからこそ、今の僕たちがいるということを振り返りたい。デビュー前から日本で活動できるようになるまでの過程を描くと面白いのでは」(ジヒョク)と話した。

4演を迎える韓国ミュージカル『Summer Snow』。わずか1年で今公演を含めると79公演を行うことになるが、今回を最後にしばらく上演することはないという。第一章の幕を閉じる『Summer Snow』、お見逃しなく。公演は5月24日(土)から29日(木)まで東京・ゆうぽうとホールにて。チケット発売中。