「CES 2012」前夜の基調講演、スティーブ・バルマーCEOが最後の登壇、例年とは違うスタイル

2012.1.10 20:33配信
今年で最後となるマイクロソフトの基調講演。会場は多くの人でごった返した

【ラスベガス発】世界最大のコンシューマエレクトロニクスの祭典「2012 International CES(CES 2012)」開幕の前夜、現地時間の1月9日夜に、米マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOが基調講演に登場した。すでにマイクロソフトは、1994年から続いていたCESの基調講演と出展を来年以降は実施しないと発表。今年で最後となる基調講演は、例年とは違ったスタイルで進行した。

これまでバルマーCEOの基調講演というと、ステージの端から端までを歩き回り、ときには興奮して大声で叫ぶこともあるという異色のスタイルだった。それが今回は、登場したときこそいつもの調子かと思わせたが、いざ講演となるとイスに座って司会の質問に答えるかたちで進行。内容は、過去を振り返りながら新製品の魅力を語るオーソドックスなものだった。

講演中、スマートフォン「Windows Phone」、新OS「Windows 8」、ゲーム機器「Xbox Kinect」などのマイクロソフト製品を、担当者がデモンストレーションやプレゼンテーションでアピールするといういつものスタイルに戻ったものの、バルマーCEO自らが立ち上がって何かをする場面はなかった。

バルマーCEOは、「Windows Phone」には「革新的な機能を搭載している」「(高速通信の)LTEが出てきたことに興奮している」、Windows OS搭載のPCには「最も市場に出ているスマートデバイス」、「Xbox Kinect」には「想像をはるかに超えた機器」などとアピール。「Windows 8」に関しては、発売のマイルストーンとして2月を予定しており、「最も早く売れるOSになる」と自信をみせた。

基調講演の冒頭には、ビル・ゲイツ氏から始まった基調講演のダイジェスト映像を流す演出があるなど、基調講演の終了を惜しむような雰囲気も漂い、全体として静かに幕を閉じるかとも思わせた。それでも、最後の最後にはバルマーCEOらしく「Windows! Windows! Windows!」などと大声で叫んで、最後の基調講演は幕を閉じたのだった。

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