LIFEBOOK AH77/R

富士通は、個人向けPC「FMV」の新製品として、ノートPC「LIFEBOOK AHシリーズ」3モデル、デスクトップPC「ESPRIMO FHシリーズ」2モデルを、5月23日に発売する。同時に、個人向けクラウドサービス「My Cloud」の機能を強化する。

「LIFEBOOK AHシリーズ」「ESPRIMO FHシリーズ」は、最新のCPUを搭載し、高速無線LAN規格IEEE802.11acに対応するなど、基本性能を強化した。無線通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 4.0+HSを備える。OSはWindows 8.1 Update 64ビット。

「LIFEBOOK AHシリーズ」のラインアップは、「AH77/R」「AH53/R」「AH42/R」の3モデル。

「AH77/R」は、CPUにインテルCore i7-4712HQを採用し、タッチパネル対応の15.6インチワイド液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、8GBのメモリ、1TBのHDD、BDXL対応BD(ブルーレイディスク)ドライブを搭載。インターフェースは、USB3.0×4、HDMI出力×1、SDカードスロットなどを備える。

バッテリ駆動時間は約5.7時間。サイズは幅377.2×高さ16.0~23.8×奥行き256.6mmで、重さは約2.5kg。カラーは、シャイニーブラック、アーバンホワイト、ガーネットレッドの3色。価格はオープンで、税別実勢価格は23万円前後の見込み。

「AH53/R」と「AH42/R」は、15.6インチワイド液晶ディスプレイ(解像度1366×768)、750GBのHDDを搭載。インターフェースは、USB3.0×3、USB2.0×1、HDMI出力×1、SDカードスロットなどを備える。バッテリ駆動時間は約2.4時間。サイズは幅378.0×高さ25.5×奥行き252.0mmで、重さは約2.2kg。

「AH53/R」は、CPUにインテルCore i7-4702MQを採用し、8GBのメモリ、BDXL対応BDドライブを搭載。カラーは、シャイニーブラック、アーバンホワイト、ルビーレッドの3色。価格はオープンで、税別実勢価格は19万円強の見込み。

「AH42/R」は、CPUにインテルPentium 3558Uを採用し、4GBのメモリ、スーパーマルチドライブを搭載する。カラーは、シャイニーブラック、アーバンホワイトの2色。価格はオープンで、税別実勢価格は14万円強の見込み。

「ESPRIMO FHシリーズ」のラインアップは、「FH78/RD」と「FH52/R」の2モデル。

「FH78/RD」は、CPUにインテルCore i7-4710MQを採用し、タッチパネル対応23インチワイド液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、8GBのメモリ、3TBのHDD、BDXL対応BDドライブを搭載。インターフェースは、USB3.0×4、USB2.0×2、HDMI入力×1、SDカードスロットなどを備える。また、地上/BS/110度CSに対応し、ダブル録画ができるハイビジョンテレビチューナーを搭載する。

サイズは幅571.0×高さ431.0×奥行き201.0mmで、重さは約10.8kg。価格はオープンで、税別実勢価格は26万円強の見込み。

「FH52/R」は、CPUにインテルCeleron 1005Mを採用し、21.5インチワイド液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、4GBのメモリ、1TBのHDD、スーパーマルチドライブを搭載。インターフェースは、USB3.0×3、USB2.0×3、HDMI入力×1、SDカード/メモリースティックスロットなどを備える。

サイズは幅518.0×高さ410.0×奥行き175.0mmで、重さは約7.1kg。価格はオープンで、税別実勢価格は17万円前後の見込み。

このほか、オンラインショップのWEB MARTでは、用途に合わせてメモリやHDDなどのスペックを選択してオーダーできる「カスタムメイドモデル」を用意している。

5月23日から実施する「My Cloud」の機能強化では、「My Cloudプレイ」での写真・音楽・録画番組などのコンテンツの一元管理を実現し、一つのアプリケーションで、家でも外出先でもコンテンツを楽しめるようにした。また、無料で登録できる「My Cloudアカウント」を使ったPCとスマートフォン/タブレット端末との連携にも対応する。

さらに、自宅のネットワーク対応レコーダーで録画した番組のストリーミング再生に加えて、PCやスマートフォン/タブレット端末へのダウンロード機能を追加。自宅のホームネットワーク上なら、録画番組をワイヤレスでダウンロードして、手軽に持ち出せるようにした。ほかにも、写真データへのタグづけ機能や、自宅PCの公開フォルダ内のコンテンツを公開する「ゲストアカウント機能」に対応する。