孤独に耐えられない!? ひとりぼっちの3時間 

開店から3時間が経過し、時刻は午後2時。ランチを終え、続々と帰るお客さんの姿が目に入る。自分は「一体あと何時間ここにいるんだろう・・・」と考え込んでしまう。このころからスタッフの方の視線を気にするように。

と、追い打ちをかけるように「俺、別の仕事あるから」「じゃ、頼んだぞ!」と立ち去る吉田氏。
・・・「吉田氏、単にランチを食べにきたんじゃ・・」と訝しがる松宮。

が、食べずにいるとアヤしまれてしまう! 
不安を振り払うかのように海鮮焼きそばをオーダー!
 

麺はずっしりお腹にたまることを実感。「本当にもうダメだ」とテーブルに頭を伏せると・・・

「!!!!」

メニューの一文が松宮の心を鷲掴み。

 

ゴマ団子やかぼちゃの揚げ菓子は時間がかかるらしい!

「これだっ!」

お腹はもう限界。なので、時間をかせぐため“ひたすら揚げ物を頼む”という戦法に!

 
 

揚げ物は出て来るのに10分ほどかかる。
かぼちゃの揚げ菓子、続いて春巻が登場!

料理が出て来る時間はかなりスローダウンする。だが、揚げ物はかなりヘビーで一品一品がものすごい存在感。

・・・時刻は午後2時半過ぎ。松宮以外のお客さんは1組に。ここまでスタッフの方から何も言われず、イヤな顔もされていないが、なんとなーく視線は感じる。

このまま食べ続けて大丈夫なのか? 段々とプレッシャーを感じ始めていると・・・。
 

「ああっ!」

唯一頼みの綱だった最後のお客さんが立ち去る。
「行かないで!」と心の中で絶叫。

ほかのお客さんはおらず、松宮1人。スタッフの方と“サシ状態”。・・・非常に気まずい。

しばらくして、午後3時過ぎに遅めのランチを食べにお客さんが来店。ここで、あらためて“人がいるありがたみ”を感じる。

 
 

が、それも束の間。午後4時前にお客は立ち去り、再びスタッフの方と“サシ状態”。

食べ終えた皿を下げる際にさりげなーくこちらを見るスタッフの方。・・・人生の中でかつてこれだけのプレッシャーを感じたことがあるだろうか?

「この人、いつまで食べるんだろう」と思われているのではという妄想で頭がいっぱいに!
 

午後4時過ぎ、店内にはお客が一人もいない・・・。

が、しかし! “何時間イヤな顔をされずに食べ続けられるのか”を検証しなくては!

気持ちを切り替え、季節限定メニュー(6品)から頼んでみることに!