左から、龍真咲、愛希れいか 左から、龍真咲、愛希れいか

今年、100周年を迎えた宝塚歌劇団。記念の年を彩る博多座公演には月組が登場。博多座では初となる3本立て公演で盛り上げてくれる。5月7日に福岡市内で記者発表会が行われ、月組トップの龍真咲と愛希れいかが会見を行なった。

宝塚歌劇団月組3本立て公演 チケット情報

今回の内容は、百年にちなみ百花の王・牡丹や、百獣の王・獅子などを題材に構成された日本物レビュー『宝塚をどり』、小説家志望の船の通信士と、若き人妻を中心に繰り広げられる祝祭劇『明日への指針-センチュリー号の航海日誌-』、宝塚の原点を見つめなおし、これからの更なる発展へとつなげるグランド・レビュー 『TAKARAZUKA 花詩集100!!』の豪華3演目。「100周年という素晴らしい節目の年に記念公演をさせて頂き、そしてそれが宝塚、東京のみならずこうして博多に来ることができ心から嬉しく思っております3本立てというのは、出演者はとてもハードで、休憩中も化粧替えをしたりバタバタしますが、そんなことを感じさせないくらい作品に恵まれたという思いでいっぱいです」と龍。そして今回が初の博多座出演となる愛希も「日本物レビューに出演するのも初めて。まずお化粧がとても難しくて、いろいろ教えて頂きながら頑張っています。デュエットもあるので、日本物ならではの寄り添い方なども研究してます」と意気込みを語った。

ふたりがトップコンビになって2周年。「月組はもともと一体となって力を出すのは得意でしたが、最近はそれにプラスして個々人の魅力や個性もちゃんと出せるようになってきてますね」と龍が語れば、「龍さんの相手役をさせて頂いて最初に感じたのは、宝塚の伝統をきちんと守りながらも龍さんにしかできない舞台をされる方だなという事。今の月組はその龍さんのやり方が伝わってますね。伝統的でもあり個性もありという感じです」と愛希が言葉を添え、月組の状態がとても良い事が伝わってくる。

「今回は宝塚の醍醐味を一気にご覧頂けます。3本立てはなかなかやりませんので、観るなら今です(笑)」と笑わせながらも、最後にふたりで見どころをアピールした。

公演は6月15日(日)まで東京宝塚劇場、7月12日(土)から8月4日(月)まで福岡・博多座にて上演。チケットは発売中。

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