福士蒼汰、川口春奈

葉月かなえの人気コミックを映画化した『好きっていいなよ。』のPRイベントが22日、都内で行われ、主演を務める川口春奈と福士蒼汰が出席した。すでに公開されている予告編で、ふたりのキスシーンが話題を集めている本作。イベントでは川口がファンや報道陣を前に、福士の頬に“チュー”する場面があり、映画の世界観を再現していた。

その他の写真

累計発行部数540万部を突破するベストセラー・コミックを実写映画化。友達なし、彼氏なしの地味な高校生活を送っている16歳の女子高生・橘めい(川口)が、校内一の超イケメン・黒沢大和(福士)と急接近したことから、新たな感情に目覚めていく姿を映し出す。

川口は「イメージを壊さないか不安もあったので、精一杯頑張った。夢があって、キラキラした物語なので、自分自身の高校生活とは程遠いですが、文化祭のシーンは楽しみました」とニッコリ。それでも「恋に悩んだり苦しんだりする複雑な思いや、成長する過程を表現するのは、自分のスキルが求められている気がして、難しかった」と役作りには苦労もあったようだ。

一方、福士は「学校一のイケメンでモテ男なんて、自分に務まるのかなと思ったが、全部楽しんでやろうと。自分自身は、部活と勉強だけの高校時代だったので、撮影で渋谷に行ったり、ボーリングやカラオケするシーンはすごく楽しめた」とこちらも楽しい高校生活を“疑似体験”。劇中にはキスシーンが複数回あるため「何回も…してるんすよ」と照れ笑いも。「キスといってもその都度、感情やニュアンスが違うので、バランスを変えるのが大変。監督や春奈ちゃんとも、どんなキスがいいのか相談した」と舞台裏を明かしていた。

映画には川口と福士をはじめ、市川知宏、足立梨花、永瀬匡、西崎莉麻、山本涼介、八木アリサらが共演。『森崎書店の日々』の日向朝子監督が、メガホンを執り脚本も手掛けた。

『好きっていいなよ。』
7月12日(土)全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます