最新作の監督がトム・クルーズを絶賛

2014.5.26 12:9配信
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン監督(左)と、プロデューサーのアーウィン・ストフ (C)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED

日本のライトノベルをハリウッドで、しかもあのトム・クルーズ主演で映画化した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』がこの夏、日本でも公開を迎える。完成途上にある本編映像を携えて来日したダグ・リーマン監督、プロデューサーのアーウィン・ストフに気になる完成像について話を聞いた。

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桜坂洋のSF小説『ALL YOU NEED IS KILL』の実写化権をハリウッドのスタジオが買い取り映画化が実現。エイリアンの攻撃にさらされた地球で、死んではまた同じ朝を繰り返すというタイムループにハマった男が、死ぬたびに敵に対抗するための術を身に着け、人類を絶滅から救おうと戦い続ける。

予告編映像では、これぞハリウッド!と言うべき大規模で激しいアクションが展開されているがこれは本作のひとつの側面でしかないようだ。リーマン監督は「凄まじいアクションの一方でユーモアの存在を感じたんだ。そこにラブ・ストーリーまで加わる。重苦しいアクションだけでなく、いろんな世界が共存している部分に惹かれたんだ」と“ラノベ”ならではの軽さは映画でもしっかりと受け継がれていると強調する。

 リーマン監督は『ボーン・アイデンティティ』で激しいアクションをスタイリッシュに描き、『Mr.&Mrs.スミス』ではアクションとユーモアを見事に融合させており、本作の監督にはうってつけの人材と言える。では、本作におけるユーモアとは? ストフは「転ぶわけでも、セリフ自体が面白いわけでもないんけど…」と前置きしつつ「トムが演じる主人公は自分のことを分かってないんだ。見ている我々はそれをよく分かっており、そのギャップが面白くて仕方ない。そういうユーモアなんだ」と説明する。

また「トムがいたからこそ実現した」(リーマン)というのが、トラファルガー広場に軍事ヘリが着陸するシーンの撮影。周囲8ブロックを封鎖し、11台のカメラで一気に撮影されたが、幾多の作品を送り出してきたストフをして「人生で最もクールな体験だった」と言わしめる。「第二次大戦中でさえあの場所にヘリが降り立つなんてことはなかったんだからね」。リーマン監督も付け加える。「スタッフがヘリ酔いに苦しむ中、トムだけは颯爽とヘリから下りてきたよ」。

取材・文:黒豆直樹

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
7月4日(金)2D&3Dロードショー

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