当サイトのミニコーナー「1クリック投票」の2011年12月のテーマ「今年(2011年)一番流行ったモノといえば?」の投票結果をまとめました。「AKB48」など、デジタル関連以外の選択肢も用意しましたが、やはり1位は大いに話題を集めた「スマートフォン」でした。

・前回:<1クリック投票結果>スマートフォンを買ったお店、1位は「キャリアショップ」の結果をみる

はじめにお断りを。「1クリック投票」は、誰でも回数制限なく投票できる簡易アンケートです。厳密なアンケート調査結果ではありません。

2011年12月のテーマ「今年(2011年)一番流行ったモノといえば?」の集計期間は2011年11月30日~12月31日の約1か月間。合計740票のご投票をいただきました。

1位は、361票で「スマートフォン」、2位は、112票でアニメファンの間で大いに話題になった深夜アニメ「魔法少女まどか☆マギカ(まどマギ)」でした。以下、アイドルグループの「AKB48」(94票)、「節電・防災グッズ」(74票)、「地デジテレビ・地デジチューナー」(64票)、企業のキャンペーンにも活用されることが増えて来たソーシャルメディアサービス「Twitter・Facebook」(35票)でした。

当サイトの読者層を考えると、スマートフォンに得票が集中すると思いきや、シェア48.8%で約半数にとどまり、意外に回答がバラけた印象です。「まどマギ」は、物語上、衝撃的な展開があった第3話以降、注目度が急上昇。しかし、昨年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、週1回のレギュラー放送が延期、そのまま終了する事態に。結局、関東地区では、4月21日深夜(22日未明)に最終回を含む後半3話分がまとめて一挙放送されるという、イレギュラーな放送形態になってしまい、この「続きが見たくても見られない」空白期間が、人気にさらに拍車をかける結果になったようです。

六つの選択肢のなかで、最も得票数が少なかったTwitter・Facebookに代表されるソーシャルメディアは、人によって好き嫌いや活用度が異なり、すでに生活の一部になっている人にとっては、去年、急にヒットした印象はあまりないのかもしれません。また「地デジ」は、対応テレビへの買い替えを促す「家電エコポイント制度」の制度変更があった一昨年、2010年11月にピークが訪れてしまい、去年7月24日以降、すでに下り坂に入ってしまった感じは否めません。

さて、今年は、どんな製品や作品がヒットするでしょうか? ご自身のブログやSNSなどに、自分なりの予想を書き込んでおき、年末に振り返って検証するのもおもしろいと思います。お時間のある方は、年間ランキングなど、2011年振り返り記事を参考にしながら、ぜひ予想してください。

【BCNからのお知らせ】

・現在、投票中のテーマ(1月のテーマ)は、「2012年、一番流行りそうなモノは?」です。選択肢は、2011年に引き続き売れそうな「スマートフォン」「タブレット端末」、Wii用ソフト『ドラゴンクエストX』などで再び注目を集めそうな「オンラインゲーム」、昨年以来、さまざまなアプリが登場している「無料通話アプリ」、そして「ハイブリッドカー」「その他」の六つです。記事ページなどの右下、「1クリック投票」コーナーから投票をお待ちしています。