『ベイマックス』(C)2014 Disney. All Rights Reserved.

『プレーンズ』『アナと雪の女王』などヒット作を次々に発表しているウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ベイマックス』が冬に日本公開されることが決定し、劇中に登場する愛らしいキャラクター“ベイマックス”の画像が公開された。

映画を配給するウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンの公式資料によると、本作の主人公は、日本とサンフランシスコが融合したような架空の都市サンフランソーキョーで暮らす少年ヒロだ。物語は、両親を失ってからずっと一緒に暮してきた最愛の兄タダシを謎の事故で失い、孤独になってしまったヒロの前に、空気で膨らんだ白くて大きな体を持つ“ベイマックス”が現れる場面から始まる。ベイマックスは、兄タダシが人々の身体と心を守るために作ったロボットで、苦しんでいる人々をいやす存在だ。映画は、ベイマックスの存在によって少しずつ元気を取り戻したヒロが、戦闘力もなく、戦闘意欲もないベイマックスを相棒に、兄タダシの死の謎に迫る姿と、ベイマックス生誕の秘密を描き出すという。

このほど公開された画像に描かれているベイマックスは、丸いフォルムに白い身体が何とも愛らしいキャラクターで、つぶらな瞳は“日本の鈴”をイメージしてデザインされている。ちなみにベイマックスは穏やかな性格で、動きは可愛らしく、戦闘意欲はまったくない優しいロボットだ。

“戦わない”ロボットはいかにしてヒロの兄の死の謎の解明に役立つのか? 優しすぎるロボットが世界を救うことができるのか? 観客の予想を上回る設定や、考え抜かれた脚本で観客を魅了してきたディズニー・アニメの新作だけに、予想外の“驚き”と“感動”が用意されているのではないだろうか?

『ベイマックス』
2014年冬、全国ロードショー