『ニード・フォー・スピード』(C)2014 DreamWorks ll. Distribution Co. All Rights Reserved.

極限のストリート・レースを描く映画『ニード・フォー・スピード』の本編映像が公開された。デジタル技術の使用を抑え、スタントマン、プロレーサーが命がけで実現させたバトルシーンが次々に登場する作品で、このほど公開された映像では主人公が乗り込んだシェルビー・マスタングが全速力で道路から“離陸”し宙を舞う!

『ニード・フォー・スピード』本編映像

本作は、かつてのパートナーの策略によって友を失い、無実の罪を着せられてしまった主人公が、汚名を晴らし、復讐を果たすために公道で危険なレースに挑む姿を描いたアクション大作。監督を務めたスコット・ワウはスタントの世界でキャリアを積んできた人物で、本作でもCGではなく“本物”の車の走りにこだわった。

このほど公開された場面は、全米最大のストリートレース“デレオン”への出場を目指す主人公トビーが、開催地サンフランシスコに向かう途中で警察車両と壮絶なカー・バトルを繰り広げる場面。自身でチューンしたシェルビー・マスタングを自在に操るトビーは劇中で“バッタ”と呼ばれる作戦にでる。それは、道路脇の傾斜を利用した大ジャンプのこと。マスタングは全速力で助走をつけて宙を舞う。

この場面もCGではなく実際に自動車を走らせて撮影された。「たとえそれがいかに良く出来ているとしても、人間にはリアルでないものを認識できる先天的な能力がある」と考えるワウ監督は、CGを可能な限り使わずに実際に自動車を走らせて本作を完成させた。さらに監督は「観客が実際にドライバーズ・シートに座った気持ちになれるようにすること」をコンセプトに撮影しており、これまでにないカー・レース・シーンを楽しむことができる作品になっている。

『ニード・フォー・スピード』
6月7日(金) 全国ロードショー

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