又五郎、歌昇襲名披露ファイナル。6月から全国公演

2014.5.29 17:45配信
左から、中村歌昇、中村吉右衛門、中村又五郎 左から、中村歌昇、中村吉右衛門、中村又五郎

6月30日(月)から1か月間にわたって全国を巡業する「中村歌昇改め三代目中村又五郎襲名披露 中村種太郎改め四代目中村歌昇襲名披露『松竹大歌舞伎』」の製作発表が5月22日、都内で行われ、出演者の中村吉右衛門、又五郎、歌昇が会見に顔を揃えた。

『松竹大歌舞伎』 チケット情報

平成23年9月から行ってきた又五郎、歌昇の襲名披露公演も今回で見納め。又五郎は「何よりも吉右衛門のお兄様のお力添えがなくては襲名披露公演はできなかった。心より感謝いたしております」と感謝の言葉を口にしながら、襲名披露公演の思い出のひとつとして平成23年10月名古屋・御園座で上演した『対面』を上げた。「工藤に團十郎のお兄さんに出ていただいた。その時わたくしは足にケガをしていまして團十郎のお兄さんが『大丈夫ですか』と心配してくださいました」。歌昇は「長かった襲名披露も今回が最後かと思うと寂しい。いろいろな役を経験させていただきました」と振り返る。

今回上演するのは『傾城反魂香』と『角力場』。又五郎は『傾城反魂香』で吃音の絵師・浮世又平(通称吃又)を演じる。又五郎の吃又は平成10年の国立劇場以来。「その時には吉右衛門兄さんに手取り足取り教えていただきました。それをもう一度洗い直し、初めて演じる心持ちで勤めます」と又五郎。歌昇は『角力場』で人気力士の濡髪長五郎と対戦する若者・放駒長吉役。長五郎役の吉右衛門が「濡髪という大人の世界を知っている相撲取りと、放駒長吉という純真な心を持った若者とのぶつかり合い」と解説しながら、歌昇の長吉役に「襲名以来ずいぶん成長したので、私はできると信じています」とエールを贈ると、歌昇は「できるように一生懸命取り組むだけです」と決意を新たにした。

6月30日(月)東京・江戸川区総合文化センターを皮切りに、7月31日(木)まで全国26都市で公演。

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