綾瀬はるかと松坂桃李

綾瀬はるかが31日、都内で行われた主演作『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』の初日舞台あいさつに出席した。劇中には綾瀬演じるヒロインの高校時代が回想シーンで描かれており「久しぶりの制服は嬉しい反面、大丈夫かなと不安もあった。映像で見ると、思っている以上に大丈夫だなと(笑)」と自身の制服姿を自画自賛していた。

『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』舞台挨拶その他の写真

舞台あいさつには綾瀬をはじめ、共演する松坂桃李、初音映莉子、村上弘明、佐藤信介監督が出席。驚異的な鑑定眼と論理的思考を駆使して難事件を解決するヒロイン・凜田莉子(綾瀬)と彼女を取材する雑誌編集者・小笠原(松坂)が、日本とフランスをまたにかけ、歴史的な絵画『モナ・リザ』の盗難をめぐる陰謀と、絵画の真贋に迫る。

すでに映画を鑑賞したファンの間では、莉子と小笠原の恋愛模様に注目が集まっているといい、綾瀬は「最初は付きまとわれて、うっとうしいなと思った小笠原さんの不器用でまっすぐな性格に助けられた部分もある。莉子は『あら、なかなかやるじゃない』と思っているかも」と思わせぶり。

一方、松坂は「最初は莉子さんに対して『きれいな人だな』という第一印象だったり、取材対象としての好奇心だったりがあったはず。小笠原のほのかな好意が、莉子さんに届いたかは定かではありませんが」とこちらも意味深に語った。

ただ、撮影中に綾瀬の制服姿を見て「隣に本物の女子高生がいたら、アウトですよ」と発言してしまったことを暴露されると、松坂はタジタジで「この場で謝りたい。試写を見たとき『全然大丈夫』と思いましたし」と釈明し、おわびしていた。

『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』
公開中

取材・文・写真:内田 涼