朗読劇 私の頭の中の消しゴム、開幕

2014.6.3 17:5配信
『朗読劇 私の頭の中の消しゴム 6th letter』 『朗読劇 私の頭の中の消しゴム 6th letter』

今年で6度目の上演となる人気の舞台『朗読劇 私の頭の中の消しゴム 6th letter』が、5月31日、天王洲 銀河劇場(東京都)で初日を迎えた。

『朗読劇 私の頭の中の消しゴム 6th letter』 チケット情報

本公演は、日本のドラマ『Pure Soul』をもとに、韓国で2004年にリメイクされ大ヒットした映画『私の頭の中の消しゴム』の朗読劇。アパレル会社に勤める天真爛漫で前向きな薫と、彼女の父が経営する建設会社で働く不器用でぶっきらぼうな浩介の切ないラブストーリー。最初は反発し合うふたりがやがて惹かれあい、幸せを手にするが、若年性アルツハイマー病の影が薫に忍び寄る。男優と女優のペアによるふたり芝居で、数冊にわたる互いの日記の朗読で進行していく。

今年の初回を飾ったのは、NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で注目を浴びた俳優・高橋光臣と、『レ・ミゼラブル』『ハムレット』など大作でヒロインを演じ、話題を集めている新人ミュージカル女優・昆夏美。高橋は、頑なに生きる浩介が、薫と出会うことで、少しずつ成長していく姿を好演。薫が病気に冒されてからは、悔しさを滲ませ、苦悩しながらも彼女への愛を貫く心の葛藤を演じ切り、観る者の涙を誘った。一方、まっすぐ素直に生きる薫を演じる昆は、記憶がなくなっていくという現実に押しつぶされそうになりながらも、浩介を傷つけまいと健気に思いやる姿と、病気が進行していく様子を見事に演じ分けた。シンプルながらも世界観にマッチしたセットに、物語のキーポイントでは効果的な演出が用意され、観客を物語へ引き込んだ。会場には鼻を啜る音が聞こえ、ハンカチで涙を拭う姿も多く見られた。

今後は、ミュージカルで活躍するテノール歌手/俳優・田代万里生と人気声優・沢城みゆきのペア(6月8日(日)17時に出演)や、4度目の出演となる声優・福山潤と女優・山口紗弥加(6月8日(日)12時)、昨年に続き出演する女優・市川由衣と声優・小野大輔(6月7日(土)13時)、ボーカルユニット「Honey L Days」の東山光明と声優・高垣彩陽(6月6日(金)19時)、俳優/モデルの伊礼彼方とアイドルグループSKE48の高柳明音(6月3日(火)14時)らがそれぞれの浩介と薫を演じ、各回で趣の異なる感動の舞台を創り上げる。「朗読劇 私の頭の中の消しゴム 6th letter」は、6月8日(日)まで。チケット発売中。

取材・文:門 宏

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