元CIAとNSA(国家安全保障局)の局員で、NSAが個人情報をどのように入手しているのかを告発したエドワード・スノーデンの物語を、オリバー・ストーンが映画化することがわかった。

原作は、ガーディアン紙の記者ルーク・ハーディングが書いたノンフィクション本「The Snowden Flies: The Inside Story of the World's Most Wanted Man」。ストーンと製作パートナーのモリッツ・ボーマンが映画化権を取得し、現在、ストーンが脚色作業を進めている。

ハーディングはコンサルタントとして映画の製作に関わる予定。ストーンは、「これは、現代における、最高の物語のひとつ。ガーディアン紙の協力を得られるのも、とてもうれしいことだ」とコメントしている。ストーンは、マーティン・ルーサー・キング・Jr.の映画を作る予定だったが、その企画は中止になっている。スノーデンは、現在、ロシアに亡命中。

文:猿渡由紀