前夜祭ライブ、トップは若さみなぎるアイドリングNEO

記者会見の行われた夜には、同じ渋谷・TSUTAYA O-EASTで「TOKYO IDOL FESTIVAL2014 九十二前夜祭」と銘打たれたライブが開催。アイドリングNEO、X21、風男塾、Doll☆Elements、Dorothy Little Happy、アップアップガールズ(仮)、アイドリング!!!の計7組がステージに登場した。

トップを飾って登場したのは、TIF初参加となるアイドリングNEO。昨年のTIFでアイドリング!!!メンバーとして初お披露目されたNEO期生5人に、伊藤祐奈と後藤郁が加わった「基本、若めのグループ」だ。オープニングナンバーはアイドリング!!!のアルバム「GOLD EXPERIENCE」に収録された『プリ●(●はハート)きゅんサバイバル』。

 

続いては最新シングルのカップリング曲『突進少女』と、いずれも荒削りながらもアイドリング!!!本隊とはひと味ちがった、若さで押し切るパフォーマンスを披露してくれた。その後、MCをはさんで「次が最後の曲です」と告げると、客席からはお約束の「えーーー!?」の声が。

「Dorothy Little HappyのTシャツの方も言っていただいてありがとうございます!」(伊藤)という返しも、さすが手慣れたもの。最後に最新シングル『Sakuraホライズン』で盛り上げ、トップバッターとして場内を十二分に温めた。

 

正統派だからこその輝き、X21

2番手はX21。結成1年を迎え、TIFには昨年に続いて2度目の参加となる。この日のライブには21人中12人のメンバーが出演した。

1曲目はCDデビューに向けての課題曲となった『チャイム鳴ったら』。イントロとエンディングのチャイムの音や間奏の「起立!礼!」の号令を入れたアレンジ、大人数のフルコーラス・ユニゾンという、学園ドラマならぬ学園アイドルポップスの王道を行く作りのナンバーだ。

 

続く自己紹介ソング『GO!GO!X21~ドキドキ初登校~』、3月にリリースされたばかりのデビューシングルのカップリング曲『エイエン×セツナ』、メイン曲の『明日への卒業』と懐かしさ漂う正統派アイドルナンバーを披露。

昨年はCDデビュー前で往年のアイドルソングのカバーでTIFのメインステージにも立ったが、6月にも2ndシングルをリリースするなど、オリジナル曲も増える今年の彼女たちに期待だ。