『ジュピター』(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED. ALL RIGHTS RE

ラナ&アンディ・ウォシャウスキー監督の最新作『ジュピター』の北米公開が、今年7月18日(金)から、来年2月6日(金)に延期された。ワーナー・ブラザース本社が発表した。日本公開は10月11日(土)の予定だったが、本国の決定に伴い、延期になると思われる。

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『ジュピター』は、チャニング・テイタム、ミラ・クニスが主演するSF大作。製作費は1億5000万ドル以上と見られている。延期の理由は、スペシャル・エフェクトが非常に多く、ポストプロダクションが間に合わないこと。しかし、トレーラーがデビューした時から反響は好ましくなく、業界内では、混み合った夏の大作シーズンにおいては苦戦するのではないかという予測もあった。

テイタムの最新作は、先月のカンヌ映画祭でプレミア上映された『Foxcatcher』と、今月北米公開のコメディ『22 Jump Street 』。クニスは、『Marco Polo, a Young Man in Love』への出演も決まっている。共演はドウェイン・ジョンソン、アル・パチーノ、チョウ・ユンファら。

文:猿渡由紀