"世界一怖い"と噂の「スカイサイクル」

そんな鷲羽山ハイランドで隠れた人気なのが、なんと「スカイサイクル」。

スカイサイクルといえば、老若男女誰でも気軽に楽しめるアトラクションというイメージですが、ここ鷲羽山ハイランドのスカイサイクルは"世界一怖い"と噂になっています。

理由はその絶景。

まるで瀬戸大橋とつながっているかのよう。

写真の通り、レールが海に向かい、空を走っています。
地上が見えません。いったい何mなのか…

実際に乗りながら足下を見ても、下は茂みなので地上から何mほどの高さなのかは不明。

乗ってしまえば勝手に動くジェットコースターと違い、スカイサイクルは自分で漕がなければ進みません。足がすくんでぼーっとしていると、後ろの人に追突されます。

とてもシンプルなママチャリ仕様のマシンは、海風のせいか足を乗せただけでギシギシ。しかもレールが曲線になった部分に来ると突然、ガコンッ! とぎこちない動きになったりと、ハラハラ感が何とも言えません。

そしてやはり景色は抜群。180度、見渡す限り瀬戸内の海。

夕暮れ〜日没時に乗れば、『E.T.』のエリオットの気分が味わえるでしょう。ぜひテーマ曲を口ずさみながら乗りたいものです。

遥か足下は茂み
拡大画像表示
普通のママチャリに近い
拡大画像表示
 

この日はおだやかな気候でしたが、海風の強い日は(運行していれば)更なるスリルと自然との一体感を楽しめそうです。 

 

驚愕のギネス記録!

園内を散策していると、気になる看板が。
なんと、2001年に驚きの記録でギネス認定されていました。

35時間!!!!

その記録というのが、「バックナンジャー」という後ろ向きに走るジェットコースターで、2人の人物が1050回、時間にして35時間30分もの間ジェットコースターに乗り続けたというもの。

「バックナンジャー」からも(目を開けていれば)瀬戸大橋が見える
拡大画像表示

35時間というと、朝起きてから翌日の夕飯の時間まで。記録挑戦中は食事をとれなかったため、最終的には主催者が健康上の理由でイベントを中止し、ふたりを優勝としたそう…