「闇の中のダンス」=全員がアイマスクを着けて『Fantasy』。よろよろ…恐る恐る…ふらふら…

イントロこそ全員いつものシャープな動きが見られたが、すぐに様子が変わってきた。よろけそうになるメンバーや、恐る恐る移動するメンバーなど、6人が真剣なだけにかえって笑いを誘う。

そんななかでもかなり普段に近い状態で熱唱し、ダンスしていたのはケンとホンビン。一方で、へっぴり腰になるラビや手探りのヒョギ、レオは両手を持ち上げたままふらふらとステージの袖の方へ行ってしまい、エンは誰よりも懸命に踊っているものの、どんどんポジションがズレていき、前後も逆に。ついにはステージから落ちそうになり何度かスタッフに軌道修正される場面もあった。

「ちゃんと踊ってる?」「ゆっくり移動してくださいー!」「目が回るぅ~」「どこなの!?」「うわぁぁぁーー!」メンバーもダンスしながら大騒ぎ。会場ではそんな彼らの姿に爆笑と悲鳴が絶えなかった。

曲が終了し、アイマスクを外したメンバーたちは、全員が「怖かった……」と口にしながら、「僕は完璧」「何でそこにいるの?」「レオ兄さん、誰が見ても違うけど?」などなど、互いのポジションチェックを開始。明らかに激しくポジションがズレているエンは「みんな、僕に合わせないと。僕がリーダーじゃないですか!」と頑張っていたが、スクリーンに映し出された映像で目隠しダンスを見直し、自分たちの姿に大爆笑。

あらためて、一人だけセンターからはずれていくエンを見ながら「どこ行くの? 楽屋にでも行くの? 誰かに呼ばれた?」とホンビンのツッコミも止まらない。そんな自分の姿にエンは「全然分からなかった……」と不思議そうに振り返り、メンバーたちの頑張りに会場からはふたたび大喝采が起こった。最後まで堂々とダンスしたケンとホンビンのうち、ファンの意見を聞いてケンが1位に選ばれた。

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