(左から)寺脇康文、佐々木蔵之介、西村雅彦、六角精児

俳優の佐々木蔵之介が11日、都内で行われた主演作『超高速!参勤交代』(本木克英監督)のPRイベントに出席。映画の舞台である江戸時代がルーツだという“スイカ割り”に挑戦し、見事に居合でスイカを真っ二つにしていた。

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徳川吉宗が将軍を務めた江戸時代中期を舞台に、通常8日かかる道のりを「5日以内に江戸へ参勤せよ」と命じられた弱小貧乏藩が、知恵を絞った奇策で不可能なミッションに挑む姿をユーモラスに描く歴史エンターテインメント。佐々木は主人公・内藤政醇を演じる。

昨年京都でロケが行われたが、台風の影響で「渡月橋で撮影できなくなり、急きょロケ地が静岡になった。予算もないから、弾丸日帰り(笑)。まるでこの映画みたい」と佐々木。また、この日は浴衣に身を包んだ女性ファンが数多く来場しており「浴衣、最強やな。よくこんな服を発明してくれた」とデレデレだった。

PRイベントには佐々木と本木監督に加えて、共演する西村雅彦、寺脇康文、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、六角精児が出席。「六角さんが毎朝、下痢止めを飲んでいた」(寺脇)、「これをきっかけにクセになっちゃって。今もロケの時には必ず飲んでいる」(六角)。弓の名手を演じた知念は「弓の先生から『腕がいい』と褒められ、弓道の世界に誘われた」と撮影秘話を語っていた。

『超高速!参勤交代』
6月21日(土)全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼